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【書評・感想】『一枚の紙で夢はかなう』 / 中川いち朗

だれでも、一度は夢を持ったことがあるはずです。

『一枚の紙で夢はかなう』は、夢を紙に書くことで夢を実現した筆者の経験談、夢を叶える方法が詳しく書かれている一冊でした。

夢と向き合ってチャレンジしていくことは、自分の人生を充実したものにし、毎日を前向きにワクワクした日々に変えていく最も有効な方法ですよね。

自分自身の夢に対する思いをどれほど意識的に、かつ具体的に描けるか。「紙に書く」という行為がその思いを最大限に引き出し、自らの行動によって夢を計画的に実現させる非常に有効かつ現実的な方法であるということがまとめられています。

✔︎この本がオススメな人

  • 夢を叶えたい人
  • 毎日の充実感がない人
  • 継続した努力が苦手な人

紙に書くことが夢を実現する理由

思いを整理する

紙に書くということは、本当の自分の考えや思いを整理し、正しく自分自身を理解できるという効果があります。

悩みは紙に書いて因数分解すれば原因がわかるし、紙に書くことで自分との対話をすることができます。しかも記録に残るのです。

漠然とした思いを整理し、客観性を帯びた明確な指標を与えてくれる最も効果的な方法が、紙に書くという行為です。

本当の自分を知る

人にはいろいろな顔がありますよね。職場での顔、家庭での顔、友人といる時の顔。それぞれの場面で色々な顔を持ち役割を演じていますが、本当の自分個人に立ち戻って、自分が何をしたいのか、自分の本当の気持ちを考えるタイミングは少ないと思います。

紙に書くことによって、自分の気持ちを整理することができるのもポイントです。

夢を「具体化」する

夢を夢で終わらせてしまう理由の一つに、夢が漠然としすぎていることがあげられます。

自分の夢がなにかを具体的に答えられなければ、目標が曖昧なので実現できるはずがないのは、考えてみれば当たり前ですよね。

夢を現実にするたみには、夢の中身を具体的に紙に書いてみることです。

いつ、どこで、何を、どのように、なぜしたいのか、具体的に考えてみると、自分の夢がいかに漠然としたものだったのか気がつくはずです。

潜在意識に刷り込む

夢のために努力をすると言っても、そんなに強い意思を持ち続けるのは難しいですよね。そこで、夢を紙に書いておき、自分で書いた言葉を見ながら映像をイメージすると、無意識のうちに目標に向かって行動できるような状況を作り出せていることになります。

潜在意識の中の潜在能力は、無限の力を秘めています。潜在意識に目標を刷り込ませ、その力を利用しましょう。

行動が変わる

何をするにも、結局は行動が変わらなければ何も変わりません。

紙に書くことにより、夢や目標に対する自分の意識が高まり、目標に近くあらゆる情報に敏感になり、結果として行動がかわっていきます。

潜在意識が起こす行動は、意識的で強制的な行動と違い、自然に行動を起こし、心地良い喜びを感じながら実行できるものです。

そして、それがいつしか自分の習慣になってゆくのです。

夢を実現するための5ステップ

ステップ1:夢の準備をする

・お気に入りの手帳を選ぶ

持ち歩きたい、毎日見返したいと思えるような手帳が重要です。

・手帳とモバイルを使い分ける

最近はスマホでメモをすることも簡単にできますが、自分の思いを整理するには、自分の手で文字を書くというアナログなやり方を筆者はオススメしています。

ステップ2:自分を知る

・価値観を明確にする

まずは自分の人生にとって大切にしているもの(物質、出来事、考え方、感情など)はなにか、行動規範とも言える価値観を考える必要があります。

自分が大切にしている価値観を紙に10個ほど書いてましょう。

・死ぬまでにやりたいことリストを作る

次に、人生の大きな夢を考える前に、あまり深く考えすぎず気楽に「死ぬまでにやっておきたいことリスト」を書いてみましょう。

こんなの無理でしょ!と笑ってしまうようなものでも大丈夫。思いつくままリラックスして書いてみてください。

ステップ3:夢を描く

・夢のリストをつくる

さて、ここからが本番。まずは、夢をリストアップします。

自分がこうなったら心から幸せだと感じる姿を鮮明に思い描き5つから10くらい書き出します。

ライフスタイルでの目標、仕事での目標など、項目を分けて書くのがポイントです。

項目を決めて書き出すときに、一つ目は、考えられる限り大きな、自由な発想で、普通ではあきらめてしまうような夢を思い描いてください。

次に、これ以上できないと思うくらい具体的に表現します。

自分がその状態になっている姿がありありと思い浮かべられるくらい。たとえば、海外で働きたいなら、国や場所を限定して見たり。

三つ目は、希望的な表現ではなく断定的な表現で書きましょう。

四つ目は、夢の期限を決めましょう。期限の想定は5年から10年。

・未来年表をつくる(10年計画)

リストアップした夢に対して具体的な行動計画をイメージすることも大切です。最終目的を達成するためのステップ、大まかなシナリオを立てましょう。

・一年後の自分を描く(年間計画)

一年後の自分の姿は、よりリアルに想像して書くことが大切です。自分が一年後んどうなっていたいのか、具体的に考えてみましょう。

ステップ4:モチベーションを高める

・日課を決める

夢に向かって毎日する、日課を決めて手帳に記しましょう。

日課は、できるだけ簡単なことにするのがポイントです。みじかければ2〜3分。長くても15ふんんくらいでできることを毎日の習慣にしちゃいましょう!

・パーソナルページをつくる

手帳にパーソナルページを作ることもまた大切です。

やめることや続けること。好きな言葉。読んだ本、見た映画など。自分の書きたいことを書き留めましょう。

ステップ5:リマインドする

・毎日見返す

せっかく書いても、そのまま見返さずに放置しているのでは何も変わりません。目標や夢を繰り返し脳にリマインドすることが大切です。

できれば毎日、あるいは1週間ごとなど定期的に見直すのがポイント。イメージをする時間を繰り返しとり、潜在的に刷り込みましょう。

・適時修正する

最後に、計画や未来年表は適時修正をかけることも大切です。でも、実現が不可能になってしまった途中の目標だけ変え、最終目標だけは変えないようにしましょう。

夢を実現するために

習慣にする

習慣とは、なりたい自分になれるための最も簡単で確実な武器です。継続すれば、人はだれでも変わることができるのです。

少しでも時間を確保する

忙しい毎日でも、通勤時間や出勤前など、少しの時間を夢や目標に費やすことを続けるのが大切です。とにかく、コツコツ続けること。

後回しにされがちな重要な行動に自分の時間をどう配分できるか、です。

まとめ

いかがでしたか。

夢を紙に書き、それを実現する方法が具体的に、かつ心得までしっかりと書かれた、夢をかなえるための指導書のような一冊でした。

実際に私も本書の例に習って、手帳に夢のリストを作ったり毎日の日課を作って見直すようにしてから、1日の充実度が全く異なるようになりました。

少しでも理想の自分に近づきたい、と思う方には本当にオススメの一冊です。行動から、変えていきましょう!