日本から南米のペルーに向かう際に、アメリカ、テキサス州に位置するダラス国際空港(DFW)を利用ました。
総発着数は世界3位、旅客運送は世界6位と、アメリカを代表する巨大な空港です。
ダラス国際空港を利用した際の乗り継ぎの方法やラウンジ、免税店の様子など、空港を利用する際に気になることを紹介します。
目次
広大なダラス国際空港の5つのターミナル
ダラス空港は想像以上に広く、 5 つのターミナル (Terminal A, B, C, D, E)と7本の滑走路からなっています。
広大な空港に存在するターミナル間は「Skylink(スカイリンク)」というシャトルで移動します。
また、航空会社ごとに利用するターミナルが違うので注意が必要です。
- Terminal A:アメリカン航空
- Terminal B:エンヴォイ・エア (旧アメリカン・イーグル航空。アメリカン航空の完全子会社)
- Terminal C:アメリカン航空
- Terminal D:アメリカン航空、エミレーツ航空、日本航空 (JAL)、ブリティッシュ・エアウェイなど
- Terminal E:エア・カナダ、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空など
日本からは、JALやアメリカン航空を利用した場合に使うことが多い空港です。
「Skylink(スカイリンク)」は無料で双方向に走っているので、目的地に近い方を利用して、ターミナル間を移動できますよ。
乗り継ぎ方法・入国審査の流れ
1.入国審査の流れ
飛行機から降りて、看板に沿って進んでいくと入国審査のための広い部屋に入ります。
正面左側が Automated Passport Control (APC) 専用レーン、右側が APC を利用されない方の専用レーンです。
日本国籍の場合、以下のいずれかの流れで手続きを行います。
① Automated Passport Control (APC):自動パスポートコントロール
APCとは、一部の入国審査が機械で自動化されているものです。ダラス空港では、APCを利用することが可能でした。
タッチパネルから日本語を選択することが出来るので、簡単に入国審査をすることができます。
また、家族であれば同時に手続きが出来るので、同じ機械に進んでください。
パスポートの情報を読み取り、質問事項に応え、写真を撮影すると、内容が記載された用紙が印刷されるので、それを持って進みます。
APCが使用できるのは、アメリカ人、カナダ人、またはビザ免除プログラムの対象者 (ESTA認証者) です。
ただ、ESTAを取得して2回目以降の入国からが対象となるので、少なくとも1回は入国係員のいるカウンターで税関手続きを行う必要があります。
②アメリカ合衆国税関・国境警備局での手続き
APCを利用できない以下の条件に当てはまる人は、税関、国境警備局で人に手続きをしてもらう必要があります。
- ESTA の承認を受けていない、または ESTA の承認を受けてから初めてアメリカに入国する方
- 機内持ち込みの荷物に、海外で購入したものやアメリカドルに換算して $10,000 以上の現金を所持している場合や農作物を持ち込む場合
わからなければ、案内係の人がいるので、パスポートやESTAを見せて聞いてみたらOKです!
2.荷物を受け取り、税関審査後に再度預ける
ダラス国際空港では、最終目的地がダラス空港でなくとも、一度預けている荷物を受け取らなくてはなりません (※航空会社や経路によっては該当しない場合もあります)。
手荷物受取場所へ行くと、いくつかレーンがあるので、自身が利用した飛行機の便名が表示されているレーンへ行き、荷物が出てくるのを待ちます。
スーツケースなどの全ての荷物を受け取ったら、次は税関審査へ進みます。
税関審査を通過した後、荷物を再度預けます。
3. セキュリティゲートを通過
手荷物や身に着けているものの中に、危険物がないかをチェックします。
まずは警察犬に1人ずつ匂いを嗅がれてチェック。
そのあと靴を脱ぎ、レーンに並んで1人ずつチェックされます。
もちろん手荷物チェックも。
液体やペースト状のものはチャックが出来るような袋に入れます。
ペットボトルの飲み物なども全てNGなので、事前に捨てておきましょう。
パソコンやスマホもカバンから出して並べ、時計やベルトなども外してください。
さすがアメリカ、結構厳しめの手荷物検査だったので、大切なものを没収されないよう、いつも以上に気をつけていくことをオススメします。
4. 乗り継ぎターミナルへ向かう
ターミナルごとに多数の店舗
ダラス国際空港で3時間ほどトランジットの時間があったので、レストラン探しや、免税店巡りをしました。
各ターミナルに、「Information」と書かれたこのような電子看板があるので、使ってみます。
パッと見た感じでどこを操作すればいいのかすぐにわかるので、広すぎる空港の中で大活躍しました。
レストランやショップ、受けられるサービスやマップなど、多くの情報をみることができます。
言語も選べるので、日本語を選ぶとよりわかりやすいですよ。
私はターミナルDにいたので、ターミナルDにあるレストランを調べました。
サブウェイやマクドナルド、セブンイレブンなど、馴染みのあるレストランが並びます。
セブンイレブンからアメリカンなレストランまで
各ターミナルごとにレストランが用意されており、少しずつラインナップが違いました。
大抵、コンビニ、スタバ、ピザ屋はどこのターミナルにもあったと思います。
セブンイレブンを外国でみると安心します。笑
お菓子や飲み物や雑貨など、大抵のものがここで揃いました。
ソーセージやホットドックなどが多く、さすがアメリカといったラインナップ。日本のコンビニとは少し違います。
この大きさで50セントなので、やはりアメリカ料理はお安いです。
ピザとホットドックのような謎の食べ物を購入。きちんと温めてくれて、テイクアウトしました。ボリューム満点で、味は濃いですが美味しかったです。
スターバックスも近くにあったので、購入。しっかりとアメリカンサイズで、普通のサイズが日本のスタバのグランデくらいの大きさでした。日本の感覚でトールやグランデを注文すると大きくてびっくりしてしまうと思います。
免税店も充実
普通の空港にあるような免税店のショップは一通りありました。
香水、化粧品、バック、などなど、アメリカ発祥のブランドは普通の免税よりも安いと感じました。
広くてターミナルもたくさんあるだけあって、全体的にかなり空いていました。
日本や韓国の空港だと免税店ってかなり混むので、ゆったりと商品を見れるという点がとても良かったです。
ダラス空港で時間があるという方は、十分に暇つぶしはできると思いますよ。
wi-fiは無料で接続可能
空港の暇つぶし時間にスマホやパソコンが使えないと困る!という方も多いと思いますが、心配ご無用です。
ダラス空港は、完全に無料でwi-fiが利用可能です。
wi-fi接続方法もとっても簡単。
「dal.wayport.net attwifi」を選択し、「Get Connected」のボタンを押します。
ネットに繋がったら右上の「完了」ボタンを押して、接続完了です。
この操作だけで簡単にwi-fiに繋がるので、ぜひ試してみてくださいね。
いかがでしたか。
ダラス国際空港を利用する際は、ぜひ参考にしてみてください!