クスコから車で約2時間の場所に位置し、マチュピチュへ向かう際の中継地点として有名なオリャンタイタンボ。
標高約3,000mの高山都市で、山を切り崩して建てられたインカ帝国の砦の遺跡でもあります。
オリャンタイタンボに行って驚いたのは、アルパカが普通に野放しにされているということ。
間近でアルパカを見た後に少し残酷な気持ちはありますが、アルパカの肉を食べられるのなんて南米しかないだろうということで、アルパカ肉を食べられるレストラン「APU AUSANGATE RESTAURANT」に行ってきたので紹介します。
ペルーの雰囲気を楽しめる店内
店内は暖かい雰囲気で、テーブルクロスや壁に飾られているものなどが南米感、ペルー感があってとても居心地がよかったです。
アルパカの柄のテーブルクロスが可愛いですよね。
お店のオーナーさんも優しく迎え入れてくれて、とてもアットホームな雰囲気でした。
観光客だけでなく、地元の人たちも食べにきていたので、この時点でいいお店に来たこと間違いなしです!
ちなみにお店の外観はこんな感じです。オリャンタイタンボの中心の広場の一角にあるお店なので、見つけやすいと思います。
肉料理がたくさん!
メイン料理のメニュー表がこちら。
左側がペルーの公用語スペイン語で書かれており、右側が英語でメニューが書いてあります。
上から2番目に「Alpaca」の文字があり、もちろん注文。
40ペルーソルなので、日本円で約1200円。ペルーの物価にしてはなかなか高級な食べ物にあたります。
ドリンクのメニューがこちら。
マンゴージュースやパパイヤジュースなど、フルーツをたくさん使用したジュースはもちろん、ペルー、クスコの地ビールもありました。
ペルーのビールと言えば、有名なのはクスコの地ビール「クスケーニャ(Cusquena)」。
後味スッキリ、爽やかでほんのりとした苦味があり、世界中で人気のビールです。
飲みやすいビールなので、女性にもオススメですよ。
種類は「クスケーニャ プレミアム(White)」、「クスケーニャ マルタ(Black)」、「クスケーニャ レッドラガー(Red)」の3種類があります。
プレミアムが一番王道の商品で、日本や世界に最も輸出されているビールです。多くの国際最高高品質賞を受賞しており、ペルーで唯一100%純粋な大麦とホップの中で製造されたビールになっています。
クセがなく飲みやすい、スッキリした味わいのビールです。
マルタは日本でも多く流通しているビールの1つ。黒いビールで、味がしっかりとある、甘みのある味わいです。

レッドラガーはクスケーニャビールの種類の中で最も苦味のあるビールです。日本人には好きな人が多いかもしれません。
ぜひ、ペルーに行った際は飲み比べしてみてください。
さて、アルパカの味は?
いよいよ、人生で初めて食べるアルパカ肉の登場です。
見た目は普通のお肉と変わらない様子。熱い鉄板の上にジュージューと焼かれながら出てきました。
お味はというと、、臭みがなくさっぱりとした味わいで、豚肉のような食感。
とても食べやすくて、予想以上の美味しさでした。猪の肉やラム肉よりも臭みがなく、あっさりしていてアルパカすごい!ってなりました。
あのモサモサの毛の中にこんな身が引き締まった肉があるなんて、と少しアルパカのことを思い出してしまいましたが、美味しくいただきました。
前髪(?)が面白かったアルパカちゃん…笑
盛り付けもとても可愛く、サラダもオシャレだし、プレートはマチュピチュの形をしていました。ポテトも山盛りです。
肉をつけて食べるように、右からケチャップ、チリソース、マスタード、マヨネーズと4種類のソースもつけてくれています。個人的にはマスタードをつけて食べるのが美味しかったです。
クスケーニャビールとの相性もバッチリでした。
友人の頼んだチキン料理は、こんな感じ。25ソル(日本円約800円)です。
ウスターソースのような味付けで、野菜も入っていて美味しかったです。
ポテトの盛り付け方がやはり気になる。このジェンガみたいな感じ。笑
お米は日本のお米よりも細くて小粒な印象でした。ペルーの物価にしてはお値段が高い分、なんの心配もなく美味しい食事を楽しむことができました。
クレジットカードも使える◎
お店の入り口にVISA、Masterのカードのシールが貼ってあるので、安心して入れます。
ペルーは現金払いのみのお店も多いので、カードで払えるのが1つ大きなポイントでもありますよね。
現金がなくなる心配がないので、もりもり食べて飲んでができるのが嬉しかったです。
2人で190ペルーソル(日本円約6000円)のお会計でした。ビールをたくさん飲んだので、これくらいしますかね。アルパカが食べられてクスコのビールも飲めて、大満足のレストランでした。
基本情報
- 住所:〒08676 オリャンタイタンボ
- 営業時間:10:00~22:00
- 電話:+51 915 154 297