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【初心者向け】預け荷物と機内持ち込み手荷物の制限は?液体物は要注意!

[chat face="kaban_sagasu_man_komaru.png" align="left" border="gray" bg="none"] 飛行機に乗るとき、何が預け荷物で何が機内持ち込み手荷物だっけ…。液体は持ち込んでいいの?どれくらいまで持ち込み可能だっけ?[/chat]

今回は、このような悩みを解決します。

最近はテロ対策などで飛行機の持ち物チェックがどの国でも厳しく、飛行機に乗る際に預ける荷物と持ち込み手荷物に色々な制限がかかっています。

何も知らずに荷物を預けたり手荷物で持ち込んだりすると、荷物をこじ開け荒れたりその場で捨てられたり、なんてこともあるので要注意です。

 本記事の内容

・飛行機に乗る際に気をつけるべき持ち物
・飛行機に持ち込めないもの
・機内に持ち込めないもの
・液体物の持ち込み方

 本記事の信頼性

この記事を書いている私は、これまで30カ国以上の国に格安旅で訪れ、100回以上のフライトを経験してきました。機内に持ち込めず荷物を捨てられ、涙を飲んだ経験も数回…。

今回は、荷物を捨てられてしまった私のような経験をする人が1人でも少なくなるように、預け荷物と機内荷物について徹底的にご紹介していきます。

それでは、さっそくまとめていきます。

気をつけるべき持ち物は2つ

飛行機に乗る際の持ち物は、預け荷物機内持ち込み手荷物との2種類に分けられます。

預け荷物 

預け荷物は、飛行機の中の貨物室に預ける荷物です。

空港に着いたらチェックインの際にチェックインカウンターで荷物を預けます。

事前に航空会社の人から預けることができないものを注意されている場合もありますが、預け荷物に入れてはいけないものは自分でも調べてチェックしておくと安心です。

機内持ち込み手荷物

機内持ち込み手荷物は、飛行機に持ち込む手荷物です。

預け荷物よりも制限がたくさんあるので要注意。預け荷物を預けてしまった後に、機内に持ち込めない手荷物を持っていると、飛行機に乗れない、または捨てられてしまうので、注意が必要です。

 

機内持ち込み手荷物の制限は国によって、さらに国内線か、国際線かによっても変わってくるので、没収されそうなものは預け荷物に入れて、機内持ち込み手荷物で荷物没収されるリスクを減らしましょう。

  • 預け荷物…飛行機の中の貨物室に預ける荷物。チェックインの際に預ける。
  • 機内持ち込み手荷物…飛行機の機内に自分で持っていく手荷物

飛行機に一切持ち込めないもの

ガス、燃料、火薬など爆発のおそれがあるものや燃えやすいもの、毒性・酸化性物質などの危険物は、原則的に「預け荷物」と「機内持ち込み手荷物」のどちらも不可になっています。以下に、わかりやすい危険物の例をあげておきます。

❌ 高圧ガス

スプレー缶やボンベなどの持ち込みは禁止です。

 

❌ 引火性液体

オイル式ライターや、ペンキなどの持ち込みが禁止です。

 

❌ 花火

なかなか花火を旅行に持っていかないかもしれませんが、花火やクラッカーも禁止なので要注意です。

❌ 酸化性物質

漂白剤や酸素スプレーは持ち込み禁止です。高山などにいく場合でも、酸素スプレーは持っていけないので注意です!

 

❌ 毒物類

殺虫剤や農薬は持ち込み禁止です。

 

特殊なものを持ち込む予定の方は、危険物に該当する可能性があるので、こちらで確認を。

国土交通省HP 

機内に持ち込めないもの

預け荷物でNGなもの

       

預け荷物でよく引っかかるのがこの3つ。

  • モバイルバッテリー(手荷物ならOK)
  • マッチ(手荷物ならOK)
  • ライター(手荷物ならOK)

特に、モバイルバッテリーは旅行に持っていく人が多く、機内持ち込み手荷物だと重くて預け荷物に入れてしまっている場合が多いと思うので要注意です。

スーツケースにしまっていると、一度開けて出すことを要求されるのでかなり面倒。

モバイルバッテリーや予備のバッテリーは、衝撃で発火するおそれがあるので、預け荷物はNGになっているんですね。

旅行中は、軽くて持ち運びやすいモバイルバッテリーが1つあると便利です。Amazonランキングで4期連続1位を受賞しているAnkerが、世界最小かつ最軽量のモバイルバッテリーでオススメ。iPhone11に約2回、iPhoneXに約3回充電でいるので、安心の大容量です。


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また、最近は電子タバコもバッテリーがついているので預け荷物NGになっています。電子タバコを吸う人は要注意!機内持ち込み手荷物であればOKです。

機内持ち込み手荷物でNGなもの

機内持ち込み手荷物で注意が必要なものは、ハサミやカッターなどの刃物類、水や化粧用品などの液体物、ゴルフクラブやバットなど長さのあるものがあります。

 

  • 液体物…100ml以下の容器など、制限あり。(預け荷物ならOK)
  • 刃物類…ハサミやカッターなどはNG。刃先の長さによっては、カミソリなどもNGになることもあり。(預け荷物ならOK)
  • ゴルフクラブ、バットなど…凶器になりうるものはNG(預け荷物ならOK)
  • 2個以上のライター、マッチ…1個までなら持ち込みOK。(預け荷物もNG)

中でも面倒なのが液体物。様々な規定があるので、事前に確認しておく必要があります。

眉毛用のハサミや裁縫用の小さいハサミは?

眉毛用のハサミや裁縫用の小さいハサミは、以下のルールに合致してれば、OKです。

  • 先端が尖っていないもので刃体6㎝以下であれば持ち込み可能
  • 小さな眉毛きりはさみや鼻毛きりはさみ等の化粧用はさみ、携帯裁縫セットのはさみ

また、ハサミなどはついつい忘れて筆箱に入れっぱなしだった…なんてことがよくあるので、要注意です!

その場で捨てることになることにならないように、機内持ち込み荷物はしっかりと事前に準備しておきましょう。

液体物の持ち込み制限は要注意!

液体物の持ち込み制限はかなり厳しいです。ただ、預け荷物にすることは可能なので、基準を超えるものはスーツケースに入れて預けましょう

液体物で持ち込みNGのもの

「液体物」という基準はかなり厳しく、水分を含むものはだいたい液体物あつかいになります。たとえばこんなものが液体物に当たります。

【引用】成田国際空港 液体物の持ち込みについて(国際線)

  • 洗面用品:ボディクリーム・ワックス・シャンプー・リンス・歯磨き粉・マスカラ
  • 食べ物:味噌・ゼリー・プリン・ヨーグルト・バター・漬物・缶詰
  • 文房具:修正液・万年筆のインク(ボールペンは問題なし)・水性絵の具

ただ、一部は持ち込みOKの液体物もあります。

      

機内で必要分の医薬品、ベビーミルク、ベビーフード、特別な制限食は、液体物用の袋に入れなくてもOKです。ただ、ベビー用品は乳幼児が一緒の場合に限ります。

また、液体の薬など医療品の場合は、処方箋の写しや診断書が必要です。

コンタクトの洗浄液は100ml以下の小さなボトルに移し変えておくと安心です。

液体物の持ち込み方

液体物は、100ml(g)以下の容器に入れて、容量1ℓ以下のジッパーの付いた透明プラスチック袋に入れる必要があります。

また、持ち込み透明な袋の大きさの目安は、縦20㎝×横20㎝のもの。1人1袋だけ持ち込むことが可能です。

 

  • 20cm×20cmのジッパーのついた透明のプラスチック袋に入れる(1人1袋)
  • 一個の液体容器は100ml又は100g以下

飲み物も持ち込みは?

飲み物は、出国手続き前(保安検査前)に買ったものは持ち込みできませんが、出国手続き後に免税店や自販機で買ったものであれば機内に持ち込めます

ただ、海外で乗り継ぐ場合は、その国のルールによっては没収されてしまうこともあるので注意が必要です。

国際線と国内線の持ち込み荷物の違い

国際線と国内線の最大の違いは、液体物を機内持ち込みできるかできないかです。

国内線での液体の機内持ち込み

国際線の場合は上記に記したように、100ml以下の液体物しか持ち込むことができませんが、国内線の場合は液体の持ち込みがOKです。

飲み物も機内持ち込みOKで、開封済みのペットボトルは、手荷物検査で別途チェックされるため、バッグなどから出しておく必要があります。

 

アルコール飲料も機内持ち込み可能ですが、アルコール度数が24%を超え、70%以下のものは一人当たり5ℓまでの持ち込み制限があります。

サイズや重さの制限

預け荷物にも機内持ち込み手荷物にも、サイズや重さの制限があります。

預け荷物の場合はサイズの制限はありませんが、重さの制限がある場合がほとんどです。

各航空会社によって異なりますが、何Kgまで無料で預けることができるのか、予約する際にチェックしておくことがポイント。

基本的にエコノミーで預け荷物が無料なのはアメリカ・カナダ・メキシコ便の場合32kgまで、欧州・アジア・豪州便の場合20kgまでです。

空港に行ってチェックインの際に重量オーバーに気がつくと、事前に申請しておくより高く料金がかかってくるので、事前に確認しておきましょう。

超過料金は航空会社により様々ですが、成田→ホノルルのエコノミークラスで6,000円~。32kgを超えると20,000円も必要になります。

機内持ち込み手荷物も細かい指定は各航空会社によって変わってきますが、だいたいの会社は以下のような感じです。

  • 手荷物のサイズ:3辺の合計が115cm以内(各航空会社によって異なる)
  • 手荷物の重さ:7kg以内〜20kg以内(各航空会社によって異なる)

手荷物が大きすぎ、重すぎで、機内に持ち込めない!なんてことにならない為に、手荷物の大きさや重さはある程度わかっておくことが大切です。

荷物の重さを量る際に便利なのが重量チェッカー。MYCARBONの重量チェッカーは50Kgまで量ることができ、しっかりとしたストラップで、フック式のものよりも安定かつ正確に計量できます。

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まとめ

国際線の場合の機内への液体物の持ち込みのチェックはかなり厳しいので、少し面倒ですが1つずつ小分けして透明なビニール袋に入れましょう。

液体検査の都合上、ペットボトルを持って空港に行っても、結局保安検査所で没収されるはめになるので、要注意。

水だけでなく、ヨーグルトや化粧用品、歯磨き粉など、そんなものまで液体になるのか、と思うようなものも持ち込み禁止になるので注意しましょう。

また、預け荷物の場合はモバイルバッテリーを預けないように!近年、航空会社が警戒しており、チェックインカウンターで出すように言われケースが多いです。

預けてから判明すると厄介なので、忘れずに!

何をどのように持っていけばいいのかはわかったけど、実際に海外旅行に必要な持ち物ってなんだったっけ…、という方はこちらの記事にまとめてあります。

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