さて、中国四川省でパンダを見よう!ということなのですが、私が中国にいくことになった裏側には深いわけがあるのでその話を少しだけさせてください。
大学2年生の11月、「世界一高い山エベレスト山を見るためにいざネパールへ!!」と思いつき私はネパールを目指しました。
学生の貧乏旅行ということもあり、安い飛行機を予約して中国・四川経由でネパールへ行くことに。
深夜に四川の空港に到着し、早朝にネパール行きの飛行機に乗るはずでした、、、
が、、、
ネパール行きの飛行機の乗り換え時、搭乗口が分からずスタッフに聞いたものの英語が全く通じずで、なんと人生で初めて、、、
飛行機を乗り過ごしました!!!汗
2日後にしかネパール行きの飛行機がないといわれ、泣く泣く中国に滞在することに。
ということで、中国の四川省滞在が決定したわけです。正直最初は絶望しましたが、
「これも旅」ということで気持ちを切り替えて、思いっきり中国を楽しみました。
私の中国旅行ハプニングを読んでくださりありがとうございます。笑
さて、ここからが本題です。
四川省といえば、パンダと四川料理ですよね。
パンダの生息地として世界的にも有名な中国ですが、四川省は、とりわけ中国の中で最も多くのパンダが生息する地で、なんと世界のパンダの約8割が四川省に生息しています。
せっかくなら世界一のパンダ大国をみに行こう!ということで、成都パンダ基地に行ってきました。
目次
成都パンダ基地に行ってみた
成都パンダ基地は、正式名称は「成都大熊猫繁育研究基地」と言います。
外観はこんな感じ。門の外でチケットを購入します。
パンダの形をした門をくぐると、園内の案内地図があります。
とても広い敷地でいたるところにパンダマークが!
敷地内は広いため、移動用のバスが走っていました。このバスは片道10元(約150円)。バスに並ぶまでにものすごい行列だったので、私は歩いて園内を回りました。
園内は歩ける距離ではありますが、坂道があったり砂利道があったりするので、歩きやすい服装でいくことがオススメです。
そしてついに中国に来ての初パンダに会いました。
大人のパンダ。ゆったりまったりしている姿が可愛いらしい。
そんな眠たそうな顔をして何を考えているんだろう。
このぽっちゃりとしたシルエットがなんともいえない可愛さですね。大人のパンダなのでやっぱり動きはゆったりですが、日本のパンダよりは動きがあるような気がしました。
そのまま通りすぎて進むと、小さな人だかりが。
人だかりの先にはパンダじゃなくてクジャクが!園内で放し飼いにされてるようです。オスの立派なクジャクで、とても人に慣れていて、どれだけ近づいても全く逃げることなく、むしろ写真撮ってね、と言っているようでした。
運が良ければクジャクにも巡り会えるかもしれませんよ。
そしてついに子パンダが!
2頭でじゃれあっている姿が本当に可愛かったです。これは日本では見られない光景ですよね。
やっぱり小さいパンダほど動きが活発で可愛いので、大人気でした。
そしてこちらは生まれたての赤ちゃんパンダ。
ひやああ、可愛すぎませんか。飼育員の男性の膝までの大きさしかありません。
こんなに小さい本物のパンダを見たのは初めてだったので感動しました。
赤ちゃんパンダには飼育員さんがしっかりとついて、食事を与えたり撮影して記録したりしていました。赤ちゃんパンダはやはり大人気で、ここが一番の人だかりでした。
観光客は、四川が中国の内陸部ということもあり、中国人の方が多い印象でした。中国人もやっぱりパンダが大好きなんですね。
もう少し大きくなると、こんな感じで子パンダだけで生活しています。子供のパンダは眠っているだけでも本当に可愛らしいです。
そして大人になると、
こう。笑
からの、
こう。笑
お尻しか見せてくれない大人のパンダでした。パンダが活発に活動するのは朝だけなので、活動的なパンダを見たいという方は、朝から行くのがオススメです。
園内には、パンダつながりでレッサーパンダの姿も!こちらはかなり活発で、身軽に走り回っていた姿が印象的でした。
「成都大熊猫繁育研究基地」。半日ほどいましたが、見るべき要所は抑えられて満足でした。
日本では珍しい多くのパンダの姿を見ることができ、予想外の中国滞在でしたがこれもまたいい思い出です!
成都 パンダ基地 営業時間と入場料
営業時間:7:30〜18:00(チケット購入は17:30まで)
入場料:大人58元(約920円)、7歳から18歳まで29元、、6歳以下70歳以上は無料。
但し安いチケットを購入、又は無料とする場合には窓口で身分証明書の提示が必要で、
毎回パスポートを提示して子どもの半額券を購入しました。
窓口では現金のみ取り扱いですが、大人のチケットのみならすぐ横にある自動販売機でも購入できます。
成都 パンダ基地の場所
住所:四川省成都市成华区熊猫大道1375号 邮政编码: 610016
電話:+86 28 8351 0033
成都パンダ基地へのアクセス
私は成都市内のホテルからタクシーで行きました。
中国のタクシーは安いので、複数人で行くならば、苦労してバスに乗るより簡単でお得だと思います。
タクシーで行く方法
成都双流国際空港からの費用は約100元。
成都の北の駅からの費用は約30元。
成都市内からの費用は約50元。
バスで行く方法
- 成都双流国際空港から
双流国際空港からリムジンバスの303番で「省体育館」まで乗り、99番のバスに乗り換え、「動物園」まで乗ります。そこから87番または198番に乗り換え「パンダ基地」まで行きます。所要時間は約2時間20分です。
- 成都の北の駅から
9番のバスで「動物園」まで乗り、87番または198番に乗り換え「パンダ基地」まで行きます。所要時間は約1時間です。
- 成都市内から
市内からバスで「動物園」まで乗り、87番または198番に乗り換え「パンダ基地」まで行きます。
詳しいアクセス情報はパンダ基地公式HPでチェックしてくださいね。
成都パンダ基地を訪れる際のポイント
動いているパンダを見るには午前中に入場するのがオススメです。
午後は大人パンダの動きがほとんどなくなってしまうので、、午前中に行くと活動的に行動するパンダの珍しい姿を見ることができます。
また、季節としては秋頃がオススメです。パンダの出産時期で、生まれて間もないパンダ赤ちゃんを見ることができます。
また、園内は広いので、スニーカー等の歩きやすい服装で行きましょう。
いかがでしたか。日本ではなかなかみることができないたくさんのパンダに出会うことができる成都パンダ基地。
四川省を訪れた際は、ぜひパンダ天国に行ってみてくださいね。