「花の都」フィレンツェに行ってきました。
イタリアの中部に位置し、ルネサンス文化に大きな影響を与えた都市は、歩くだけでその歴史を感じさせる素敵な街です。
イタリアの歴史や文化、芸術を堪能したいならぜひフィレンツェを訪れてください。
そして、時間がないという方でも大丈夫!
フィレンツェの主要な観光地は1日あれば十分楽しむことができますよ。
今回は、1日でフィレンツェを満喫できるモデルコースを紹介したいと思います。
目次
まずはドゥオモ
まずは、フィレンツェのシンボル的な大聖堂ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)に行きましょう。
最初に見たときにその大きさに驚きました。
1296年にアルノルフォ・ディ・カンビオ(Arnolfo di Cambio)により着工されましたが、生きているうちには完成せず、いったん取り壊されることになりました。
1870年以降に当時の芸術家たちによって造られ、600年以上かけて現在の姿になりました。
ゴシック建築の立派な建物の巨大なドームが特徴的です。
周辺観光スポット
ドゥオモのすぐ近くにある「サン・ジョバンニ洗礼堂」と「ジョットの鐘楼」も有名な観光スポットです。
サン・ジョバンニ洗礼堂はドゥオモの正面にある美しい八角形の礼拝堂です。11世紀に建てられたフィレンツェ最古の建造物の一つで、フィレンツェの守護聖人「ジョヴァンニ」を祀っています。
ジョットの鐘楼はドゥオモのすぐ隣に建っている建造物です。
ジョットの鐘楼はアンドレア・ピサーノ(Andrea Pisano)がジョットから引き継ぎ、フランチェスコ・タレンティ(Francesco Talenti)の設計により1359年に完成しました。
ジョットの鐘楼は登ることができますが、もちろんエレベーターはないので、414段の階段を登る必要があります。
ジョットからのフィレンツェの眺めを楽しみたい人は頑張って登ってみるのもオススメです。
チケット情報
外から見るだけでも十分満足できますが、せっかくなら中に入ってみたいという方は、18ユーロでドゥオモ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、クーポラ、ジョットの鐘楼、地下礼拝堂、ドゥオモ付属博物館の6つの施設で利用できる「ドゥオモ共通パス」があるので、これを有効活用してみましょう。
1カ所につき1回入場でき、初回入場から72時間有効なので、ヴェネツィアに数日滞在する場合は便利です。
チケットの買い方はジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオモ付属博物館で販売されているので、窓口に行けばOKです。
インターネットのチケット事前予約
フィレンツェに滞在する日程が確定しているなら、事前に入場チケットを購入しておくと当日スムーズに入場できます。
ドゥオモ共通パスも購入できるので便利ですよ。
ドゥオモはフィレンツェの中心部にあるので、個人でも比較的行きやすいです。
ただし、他の観光地と合わせて効率的に周りたい場合や、建物内部の詳しい説明を聞きたい場合は現地ツアーへの参加がオススメです。
ミケランジェロ広場でフィレンツェを一望しよう!
ミケランジェロ広場に行くまでに結構長い坂を登ります。
夏の暑い時期に行ったのでかなり暑かったです。
でも、そんな暑さも辛さも忘れさせるほどの景色が広がっていました。
フィレンツェの街並みを一望しながら、母と二人で飲んだビールは最高でした。
夏のイタリアの日の入り時刻は午後8時。
日本と比べるとかなり遅い時間までずっと明るいので感覚がおかしくなってきます。笑
夕焼け空とフィレンツェの街並みを見ながらゆったりとした時間を過ごし、
この景色だけで、正直もうフィレンツェ十分楽しんだ!と言えるくらいでした。
夕日の時間になるとどんどん混んできてすごい人だかりになりますが、それも納得の景色です。
手すりから足を投げ出して夕日をまっている人たち。すごい光景です。笑
いよいよ日が沈んでいきます。
日が沈む瞬間に、どこからともなく拍手、歓声があがりました。
こういう、海外っぽい雰囲気が私は大好きです!
ミケランジェロ広場は絶対に外せないオススメスポットですよ!
ヴェッキオ橋
フィレンツェのもう一つのシンボル「ヴェッキオ橋」。
建物が橋にくっついているというなんともユニークな見た目の橋です。
遠目から見た夕焼けのヴェッキオ橋も美しい。
もちろん橋を渡ることもできますよ!
橋を渡ってみると、高級な宝飾店がたくさん並んでいます。
橋の上の宝飾店は18時で閉まってしまうので要注意です!早めに行きましょう。
夜ご飯はイタリアン
イタリアの夜は長いです。ミケランジェロ広場で夕日を見た後でも、まだまだたくさんのお店が賑わっています。
夏はどこのお店もテラス席が用意されているので、テラス席で食べるのが開放的でオススメ。
ドゥオモ近くにもレストランがたくさんあり、ライトアップされたドゥオモを見ながら食事をすることもできますよ。
贅沢すぎる景色と美味しい料理で、大満足のフィレンツェ1日観光でした。
https://mona-log.com/ristorante-accademia/
観光のポイント
観光のベストシーズン
イタリアの観光のベストシーズンは夏の期間にあたる3月末~10月末です。
また、特に気候の良いのは4月~5月と9月中旬~10月。
日本同様に春と秋が過ごしやすい気候となっています。夏でも最低気温が低い場合もあるで、羽織れる物は持ち歩くと便利です。
服装
フィレンツェはそんなに大きな都市ではないですが、1日観光するとなるとかなりの距離を歩くことになるので、歩きやすい格好でお出かけするのがいいと思います。
夏は日差しが強いので、帽子や羽織り物を持ち歩いて日よけ対策をするのも重要ですよ。
観光を計画
フィレンツェは公共交通期間を使えば個人でも簡単に観光ができる都市です。
ただ、公共交通機関を利用することが不安だったり、観光地のチケットを自分で購入するのがわかりにくいという方は、主要な観光地を訪れる現地ツアーに参加するのが便利です。
また、フィレンツェだけでなくローマやヴェネチアなど、イタリアの他の都市を訪れたい場合、主要都市を周遊するプランがたくさんあるので一度チェックしてみるもオススメです。
個人旅行やツアー旅行はそれぞれ良し悪しがあるので、自分にあった旅行のスタイルで行ってみてくださいね。
https://mona-log.com/travel-form/
いかがでしたか。イタリアの歴史や文化を感じたい方にはオススメのフィレンツェ。ぜひ観光の参考にしてみてくださいね。