エジプトといえばピラミッド。砂漠とラクダですよね!
せっかくエジプトに行くなら、雰囲気出してラクダに乗ってピラミッドを見たい!という純粋な気持ちから、実際にラクダに乗ってピラミッドを見てきました。
とはいっても、ピラミッド周辺は予想を上回るぼったくりや客引きだらけなので、本当に注意が必要です。
さすが、「世界三大ウザい国」と言われる理由がわかりました。
今回は、ピラミッドの正規の入場料やラクダの料金、強烈すぎる客引きへの対策をまとめます。
目次
ギザのピラミッドとは
エジプト観光の代名詞とも言われるギザのピラミッド。エジプトの首都カイロの中心地から、車で1時間ほどの場所に位置しています。
建築年は明らかにはなっていませんが、今からおよそ4,500年前に王様の墓として建設されたといわれていて、世界七不思議の1つであり、かつ世界遺産にも登録されている人気の観光名所です。
ギザのピラミッドは大きく3つのピラミッドからなっており、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3人の王のお墓と言われています。
有名で1番大きいのは、クフ王のお墓、スフィンクスがいるのはカフラー王のお墓になっています。
ピラミッド周辺の客引きに注意!
私はピラミッド周辺のホテル「Great Pyramid Inn」に宿泊していたので、歩いてピラミッドまで向かいました。このホテルはピラミッドを見ながらゆったりくつろげるホテルなのでオススメです。
https://mona-log.com/cairo-great-pyramid-inn/
さて、いきなりですがここで注意!!
ピラミッドに近づいて行くと、観光客目当ての客引きがたくさん現れます。
全員を信じずに、まずは疑ってかかってください。
素直にYES,YESと言っていると、ピラミッドの料金などをぼったくられる可能性大です!!!
結構強気で「お金がない!」と言い続けてください。エジプト人は基本いい人だと思うので、(そう信じたい)お金がないと言い続ければぼったくられずにすみます。
弱気でいるとどんどん高額を請求してくるので、ここは強気に出るのがポイント。
ピラミッドの入場料
基本的に、カード払いはできずに現金払いのみです。
エジプト最終日で現金を持っていないと伝えると、ATMの場所を教えてくれました。ちなみに、使えるのはエジプトポンドとUSドルのみです。
ピラミッド敷地の入場料金
- 大人:120エジプトポンド(約800円)
- 学生:60エジプトポンド(約400円)
ピラミッドが位置している敷地に入るのに、まずお金がかかります。
私は学生だったので、学生証をみせたら60エジプトポンドで入場できました。学生証は国際学生証ではなく日本の学生証でしたが学生値段で入れてくれたのでよかったです。
ラクダ料金
- 30分:100エジプトポンド(日本円で約630円)
- 60分:200エジプトポンド(日本円で約1260円)
- 90分:300エジプトポンド(日本円で約1890円)
この写真が目印です。ピラミッドの敷地内にあるここのカウンターでラクダに乗る時間の交渉をすることができます。
私はその日のうちに空港に行って日本に帰らなくてはならなかったので、30分のコースにしました。
客引きの人たちはどうにか60分コース、90分コースにしようとしてきますが、ここは強気に。
時間がない!の一点張りで30分コースでいきました。
60分コースや90分コースだと、3つあるそれぞれのピラミッドの近くまでラクダに乗って行くことができます。
私は30分コースだったので、3つのピラミッドをバックにラクダに乗っているところを写真にたくさん撮ってくれるだけで終わりました。
時間があったら、60分コースぐらいにしたかったな、というのが本音です。
ラクダに乗れてピラミッドみれて1時間1300円弱は安いですよね!
ラクダに乗ってピラミッドを見よう!
いよいよ、人生で初めてラクダに乗る時がきました。
近くで見ると、ラクダはまつげが長くて口のなんともいえない感じが可愛かったです。
ラクダが立ち上がった時には思っていた以上に背が高くて驚きでしたが、景色がよくて最高でした。2人で行ったので二頭繋がれて、ピラミッドに向かって歩きます。
砂漠が少し汚いけどラクダの影もおしゃれですよね。
ラクダ使いのおじさんがピラミッドの解説をしてくれて、そのあとはピラミッドの前でこれでもかというくらい写真を撮ってくれました。
30分間たっぷりとラクダに乗りながらピラミッドを見て写真を撮って大満足でした。
さて、、、良かったのはここまで。
ここからエジプト人の商人魂との闘いでした。
ピラミッド周辺エジプト人による衝撃的な体験談
さて、ここからピラミッド周辺で本当に注意してほしいことを、体験談とともにまとめていきます。
もちろん全部実話、ノンフィクションです。なかなか衝撃的なエジプト人にたくさん出会ったのでぜひ私の体験談を旅の参考にしてみてくださいね。
ラクダ使いのおじさんからのチップ要求攻撃
まず、ラクダ使いのおじさんが、30分コースでぴったり30分経った瞬間にチップを求めてきます。
この時は、空港に行くだけの現金しかもっていなかったので、そのことを伝えたのですが、全くひこうとしません。
「近くにATMあるからお金おろしてきてよ」「日本円でもいい。ドルはないのか?」と。
お金をおろすのは無理だと伝え、20エジプトポンドくらいだけ渡しました。
とにかくピラミッド周辺にいるエジプト人はがめつい人だらけなので、心が疲れてしまわないように注意しましょう!
「写真撮るよ!」お兄さんに要注意
ラクダの次は、スフィンクスを見るためにスフィンクスの入り口まで移動です。
ラクダから降りてわずか100メートルほどの場所まで行くのに、いったい何人のエジプト人に声をかけられたか、、。
そこで、1人の青年に捕まりました。
彼は自分をここで働いている役員だから、と、職員カードのようなものまで私に見せてきて、「ここら辺は気をつけてね。カバンはちゃんと閉めて!」など言って安心させてきます。
それに最初はすっかり安心してしまった私。
「いい記念撮影スポットがある!」
と半ば強引に連れていかれ、ピラミッドやスフィンクスと写真を取られまくりました。
ピラミッドを持ってる写真やスフィンクスとキスしてる写真、ジャンプ写真など。
たしかにいい写真なのですが、嫌な予感しかしないですよね。
そうなんです。
「写真たくさん撮ったから、チップくれ!!作戦」だったのです。
「こんなにたくさん写真撮ったんだからチップちょうだい!!」と言われ、本当にやりとりに疲れました。
せっかく信用できる人見つけたと思ったのに!と言いたくなりますよね。これは。
ここは心を鬼にしてキャッシュがないからごめん!と言って立ち去りました。
スフィンクス入り口受付の人も油断できない
これで終わりかと思いきや、さらにもう一つ打撃が。
やっとの思いでたどり着いたスフィンクスの入り口でチケットの検査をされるのですが、受付で座っている人から急に、
「ボールペン持ってる?」
と聞かれ、チェックのために必要なのかと思って手渡すと、なんと!!!そのままボールペン取られました!!!笑
大切ではないボールペンだったので、まあいいのですが、こんなことしてくるのかとただただ驚き。
エジプト人は斜め上から色々と仕掛けてくるのでこればっかりは本当に人を信用しすぎずに注意してほしいです!!!
私のように驚かないように。笑
ピラミッド観光のポイント
服装
ピラミッド周辺は砂漠のような砂地になっているので、歩きやすく、かつ砂煙から体を守れるような服装がベストです。
また、ピラミッドの周辺は日陰がありません。夏はかなり暑くなり直射日光にさらされることになるので、サングラスや帽子は必須ですよ。
ベストシーズン
10月〜2月の秋から冬にかけてが最もオススメです。
夏は日本よりも暑く、最高気温が35℃になることもしばしば。
3〜5月の春は気候は良いですが、ハムシーンと呼ばれる砂嵐により空港などが閉鎖されることもあります。
年間を通じて雨はほとんど降らないので、雨の心配はよっぽどありません。
ツアーもオススメ
ピラミッド周辺は、旅慣れしていないと精神的にかなり疲れる場所です。
リラックスしてピラミッドを見てラクダに乗りたい方は、現地のツアーか、日本からのツアーがオススメです。
まとめ
生きるために色々と必死なんだろうと思う反面、ピラミッド周辺のエジプト人は簡単に信用してはいけないということを確信しました。
もちろん、エジプトにも心から優しくていい人はたくさんいます!!
ただ、全員を信用しすぎちゃダメだな、と改めて気づかされたピラミッドでした。