親日国としても有名で、料理も美味しく景色も最高なトルコ。
旅行先としては本当にオススメしたい国なのですが、実はトルコ、特に首都のイスタンブールでは、気をつけていないとトラブルに巻き込まれているなんてこともあるんです。
実際にトルコに行ってきた時の体験談をまとめたいと思います。
目次
トルコ・イスタンブール1人歩きの体験談
日本語ペラペラな人が多い
まず、イスタンブールに行って一番驚いたのは、日本語がペラペラな人が多すぎるということです。
ここは日本なの?っていうくらい、本当に日本語を話せるトルコ人が多くて驚きました。
特に、トルコ人男性は仕事で日本に行っていたことがあるという人が多いらしく、道を歩いているだけで「日本から来たの?」と声をかけられます。
少し日本語がわかる人もいれば、本当に日本人が話すような日本語のイントネーションで話せる人にも、1日イスタンブールにいただけで5人ほど出会いました。
嘘か本当かわかりませんが、新宿の店で働いているよ!と言っている人にも、2人会いました。
道を歩いているだけで話しかけられる
1人で道を歩いていると、こんなにたくさんの人に話しかけられるのかとびっくりするほど、トルコ人に話しかけられます。
大きな勘違いだけど、すごいモテている気分になります。笑
日本人女性はトルコに行ったらモテモテです!
ただ、話しかけられ始めるとそのあとずっと話すことになってかなり時間がなくなってしまうので、適当にバイバイして切り上げた方がいいと思います。
私は最初にイスタンブールに着いた時はよくわからずに、話しかけてくれた人と話していたのですが、全く目的地にたどり着かないので、それからは会釈して通りすぎるようにしていました。
ご飯をご馳走してくれる人も
1日目でイスタンブールのことがわからない状況の時に、日本から来たと言うと、
「日本人か!日本は大好き!トルコのことを好きになって欲しいからトルコ料理を食べに行こう!」という流れでトルコ料理をご馳走してもらました。
トルコに着いた初日が1人で、何が美味しいかもわからず途方にくれていたので、本当にトルコ料理が美味しく感じられました。実際美味しかったです。
ご飯もご馳走してくれてとてもいい人なのだとは思うのですが、絶対に何かあるだろうとやっぱりどこか警戒してしまいます。笑
トルコのお土産屋さんへ
ランチのあと、友達で日本語がペラペラな人がいるからと言うことで、友人がやっているランプやトルコ絨毯のお店に行きました。
これはいよいよ買い付けられる!と思ったら、案の定、「何か欲しいものはない?」と言われました。
でも買うつもりは全くなかったので、学生でお金がないし、これからまだ旅行を続けるから今買うのは無理!とはっきり言ったら理解してくれました。
トルコ人ははっきりと断るとそれ以上は言ってこないのですが、最初はぐいぐい推してくるのでこちらも強気でいることがポイントです!
旅行代理店へ
カッパドキアに行く予定だという話になると、知り合いで旅行代理店を経営している人がいるから紹介すると言われ、また場所を移動しました。
高かったら絶対に断ろうとは思っていたので、話を聞くだけならということで、行きました。
旅行代理店の人は、本当に日本語がペラペラで、日本に以前住んでいたことがあるようでした。
日本人の特性もよく理解しているようで、決して強引にツアーを売りつけようとはせず、よく考えてからで大丈夫だよ、と言ってくれます。
強引にツアーを売るようとするより、日本人の性格を理解したすごく上手な商売でした。
ただ、周りのツアー会社と比較していなかったので安いか高いかわからず、そこの旅行代理店ではツアーを申し込みませんでした。
次の日、他の旅行会社へ行って、カッパドキアまでのツアーの値段を聞くと、なんとそこの代理店で聞いた値段の3分の2くらいの値段の安さのツアーで驚きでした。
やっぱり、相当高い値段のツアーを申し込ませようとされていたみたいで、気が付いてよかったです。
相場を知らないと知らないうちに高額を請求されているんだと思うと、気が引き締まります。
優しさなのか、悪なのかを見分けよう
1番難しかったのがこれです。
本当に優しさで話しかけてくれたり、ご飯に連れて行ってくれる人もいると思いますが、実際は観光客に絨毯を売りつけたり高い買い物をさせようとしてくるのではないか、日本人の運営している代理店を紹介して高いツアーを売りつけようとしているのではないか、と心のどこかで少し疑う気持ちは忘れない方がいいと思います。
「日本人=お金を持っている」というイメージがトルコ人の商売人の中では当たり前の考えなので、やっぱりどれだけ優しくしてくれても、警戒する気持ちは持っておきましょう!
でも、みんなが悪い人というわけではないので、誰を信じるべきか、そこらへんが難しいですよね。
まとめると、私がイスタンブールを1人で歩いて感じたことは以下の通りです。
・日本語が話せて、日本人目当てで商売をしている人には気をつける。
・イスタンブールの中で、トルコの店を紹介するならここ、代理店を紹介するならここという場所が決まっており、高額を払わされる可能性がある。
・商売目的じゃない人(英語や日本語が話せない人)は純粋に優しい人が多い
私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。