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ヴェルサイユ宮殿に行ったら必ず行くべき!マリーアントワネットが愛した離宮(プチ・トリアノン)

ヴェルサイユ宮殿から約2km、徒歩30分の場所に位置する、マリーアントワネットの別邸(プチ・トリアノン)。

そこは、きらびやかなヴェルサイユ宮殿とは全く雰囲気の違う場所でした。

マリーアントワネットが自然を愛していたということがすごく伝わる美しい宮殿で、ヴェルサイユ宮殿を訪れた際は必ず訪れてほしい場所です。

マリーアントワネットの別邸への行き方、その歴史などまとめてみたいと思います。

マリーアントワネットの離宮への行き方

離宮へは、歩いて行くか、プチトラムとういうバスのような乗り物に乗って行くかの2通りです。

私は、行きは歩いて行って、帰りはプチトラムに乗って帰りました。

プチトランはこんな乗り物です。解放的なバスみたいなイメージ。笑

実は、歩いて行く最中の道がすごく自然豊かで綺麗なので、体力のある方は歩いていくことをオススメします!

歩き方

豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿を出て、向かって左方向へまっすぐ歩きます。

ヴェルサイユ宮殿の門。

最初は住宅地のような普通の道路を進んで行きます。

だんだんと木が多くなってきて、

右手に、農場のような何もない広い場所を見ながら進みます。

ここら辺は地元の人たちのお散歩コースのようで、家族ずれで散歩をしていたり、ランニングをしている人もいました。

ヴェルサイユ宮殿の周りをランニングできるなんてすごい贅沢ですよね。

景色を楽しみながら30分ほど歩いて、マリーアントワネットの離宮に到着です!

離宮は18時まで入場できるのですが、私が到着したのがすでに17時半すぎで、

「入場料はもういらないよ!」と言ってもらい、ラッキーなことに無料で入ることができました。

マリーアントワネットの別邸

ウィーンで自由奔放に育ったマリーアントワネット。

そんな彼女ががヴェルサイユ宮殿の厳格なしきたりや慣習のある暮らしから唯一解放された空間が、このマリーアントワネットの別邸でした。

農園暮らしに憧れたマリーアントワネットのため、ルイ15世の死後、ルイ16世紀よりマリーアントワネットに贈られた別邸です。

有名なマリーアントワネットの肖像画が飾られてあります。

女流画家エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブランが描いた作品です。

部屋の中からは、別邸の自然と美しい庭を眺めることができる作りになっていました。

集いの間 salon de campagnie
プチ・トリアノンで一番の賑わいを見せるサロンです。
気の知れた友人たちたちを招いて、このサロンで談笑したり、音楽を奏でたりして楽しんでいた姿が想像できます。

マリーアントワネットが愛した田園風景

とにかく自然豊かで美しい景色が広がっていました。

ここに1日中ぼーっと座っていられたら幸せだろうなあ、と思うほど。

自然が好きな人は絶対に行くべき場所です!

正直な感想

正直、最初はマリーアントワネットの離宮に行くのにあまり乗り気ではありませんでした。母が行ってみたいと言っていたのですが、私はヴェルサイユ宮殿だけで十分だろうと思っていました。

ただ、実際に行ってみて、その気持ちは変わり、今では本当に離宮に行ってよかったと感じています。

まず、その自然豊かな景色が素晴らしかったこと。同じ敷地の中に、あんなにきらびやかなヴェルサイユ宮殿がある傍、こんなに自然あふれる農村があるということが驚きでした。

あとは、ヴェルサイユ宮殿での豪華絢爛な暮らしにマリーアントワネットが感じていた息苦しさを、同じように体感できた気がすること。

歴史を考えながらその場所を訪れると、見えなかったことが見えてきて面白いです。

これが大きく、行ってよかったな、と思う理由です。

ヴェルサイユ宮殿を訪れる際はぜひ時間に余裕をもって行って、マリーアントワネットが愛した離宮にまで足を運んでみてくださいね!

 

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