
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
本記事の内容
・Rank Trackerの価格と他SEOツールの比較
・SEOツールって本当に必要?
・Rank Trackerの導入方法
・Rank Trackerの使い方と初期設定
本記事の信頼性
実際にRank Trackerを使用しながらブログを運営しており、当ブログは月間3万PVほど読まれています。
ブログでページビュー数を伸ばし、後にブログで稼ぎたいと思っている場合には、SEOからの検索流入を増やすことが不可欠です。
SEO順位をあげるためには、自分の狙ったキーワードでサイト順位をあげていくことが必要があります。
自分のブログをどう改善をすればより読まれる記事になるのか、それを簡単かつスピーディーに教えてくれる手助けとなるのが、今回ご紹介する「Rank Tracker」です。
この記事を読めば、Rank Trakerでできること、他のSEOツールとの比較、さらに実際の導入方法と使い方までが完璧に理解できます。
それでは、前置きはこのくらいにしてさっそく解説していきます。
目次
Rank Trackerとは?どのような機能があるのか
Rank Trackerとは、ブログ運営を最適化してくれるSEO検索順位チェックツールです。
実は、AmazonやApple、Microsoftを始め、DisneyやIBMなど世界中の大手企業も活用しているという実績のあるツールです。
Rank Trackerの使える機能は主に下記の4つ。
Rank Trackerで使える便利な機能
②:競合サイトのSEOキーワード順位チェック
③:検索順位チェックのスケジュール(毎日)
④:SEOキーワードのグループ分け
他にも機能はありますが、よく使うのは上記4つ。
1つずつ順にご紹介していきます。
①:自分のサイトのSEOキーワード順位チェック
最もベーシックな使い方として、自分のサイトの検索順位が一目瞭然でわかります。
すべての記事の検索順位がわかるので、順位を確認するためにいちいち自分で検索する必要がなくなりますね。
順位が上がると「+ ↑」、下がると「- ↓」で表示される仕組みです。
他にも下記のようなこともわかります。
・記事の可視性
・キーワード競合
SEO検索順位が落ちてきている際に、「リライトして改善→Rank Trackerで効果をチェック」という感じで、改善していくことができます。
②:競合サイトのサイト順位チェック
自分のサイトのサイト順位はもちろん、さらに競合サイトの順位チェックもできるのがRank Trackerの強みです。
Rank Trackerでは、複数サイトを登録することができるので競合サイトがどのような動きをしているかを追ってチェックすることができます。
もちろん自分のサイト同様、前日からの順位上下幅など細かい部分まで見れるので、競合サイトと比較しながら効率的かつ戦略的にブログ運営を進めることができますよ。
③:検索順位チェックのスケジュール(毎日)
毎日手動で順位チェックを実行していたら正直かなり面倒ですよね。
Rank Trackerのスケジュール機能だと、一度登録しておけば毎日自動的にランキングをチェックしてくれます。
サイトが増えてきたり確認したいページ数が増えてくると、順位チェックだけで1日が終わっています。それだけでもRank Trackerの価値ありです。
④:SEOキーワードのグループ分け
Rank Trackerでは、SEOキーワードをグループごとに管理できます。
例えば、
- ブログカテゴリー
- 旅のカテゴリー
- 本の書評カテゴリー
といった感じで分類可能です。
以上の4つが、Rank Trackerの基本的な機能です。
ぶっちゃけ、この4つの機能があればSEOの攻略はかなり楽になります。
Rank Trackerの価格と他SEOツールの比較
Rank Trackerには3つの料金プランがありますが、おすすめは「プロフェッショナル版」です。
Rank Trackerの利用プラン比較
・プロフェッショナル版:無制限にキーワード設定可能。個人ブロガーの定番。
・エンタープライズ版:競合サイトの登録数が多い。SEO企業向け。
無料版もありますが、キーワード登録ができないので正直あまりおすすめできません。
個人のブロガーとしてサイト運営していく場合には、「プロフェッショナル版」がおすすめです。個人でブログサイトを運営するには、十分すぎる機能が揃っています。
ちなみに「エンタープライズ版」は主に企業向けのプランになっているので、個人には必要ないかと思います。
私も「プロフェッショナル版」を利用していますが、特に不便なことはなく快適に利用できています。
でも「ぶっちゃけ1年間124ドル(約13,000円)って他のSEOツールと比較してどうなの?」と思いますよね。
結論からいうと、 Rank Trackerは他のツールと比較してコスパ最強です。
実際に、他のSEO分析ツールの値段は下記。
・ahrefs:99ドル/月
・GRC:13,500円/年
「Moz」と「ahrefs」は月1万円ほどかかるので、年で考えると12万円くらいかかります。
一方、Rank Trackerなら、月額換算すると月1,100円ほどです。
Windowsユーザーであれば、GRCでもいいと思います。
とはいえ、Rank Trackerであれば「Windows」や「Linux」にも対応していますし、利用ユーザーが多いので使用方法がわからなくなった際にググればすぐに解決できるという面でも、Rank Trackeはおすすめです。
会社などで日常的にGRCを使っていて操作に慣れている人はGRC、そうでない人はRank Trackerを使用するので間違いありません。
SEOツールって本当に必要?
ここで少し視点を変えて、「SEOツールって本当に必要なの?」と感じる方向けにお話していこうと思います。
「順位チェックばっかりして意味があるの?」「本当にブログの数値が伸びていくの?」と疑問に感じるブロガーの方もいると思います。
ただ、ここで理解してほしいのが「SEOツールはあくまでも手段である」ということ。
ブログの目的は、読者の悩みを解決する記事を書くこと。これは間違い無いですよね。
この目的を達成するための1つの手段として、キーワード順位チェックが必要だと考えています。
自分の書いている記事の方向性が正しいかどうか、読者にきちんと届いているかどうかを数字で確認して軌道修正することは大切です。
SEOツールを導入して、読者目線の記事をしっかりと書いていくぞって思った方は、次の導入方法に進んでいきましょう!
Rank Trackerの導入方法
それでは最後に、実際に購入される人向けにRank Trackerの導入方法と使い方について紹介していきます。
公式サイトにアクセスすると、英語の画面が表示されることがありますが、画像付きでわかりやすく解説していくので、安心してください。
Rank Trackerを導入する5ステップ
STEP2:簡単に初期設定をする
STEP3:Rank Tracker公式サイトから有料版を購入
STEP4:メールでライセンスキーを受け取る
STEP5:ライセンスキーを紐づける
ステップ5まで10分ほどで完了します。
それでは、1つずつご紹介していきますね。
STEP1:Rank Tracker公式サイトから無料版をダウンロード
まずは、無料版の Rank Tracker をダウンロードします。
上記の公式サイトへのリンクをクリックするとこのような画面になるはずです。
名前(ローマ字)と、普段使用しているメールアドレスを入力して、右側の「ダウンロードボタン」をクリックしましょう。
すると上記のような画面になるはずです。
ダウンロードが勝手に始まるはずですが、始まらない場合は再度「ダウンロード」ボタンをクリックしましょう。(※230MBくらいあるのでダウンロードには数分かかるはずです。)
STEP2:簡単に初期設定をする
ダウンロードが完了したら、ファイルを開き、簡単な初期設定をしていきます。
上記のファイルを開くと、下記のようなインストーラーが表示されるので、ダブルクリックで開きます。
ネットからダウンロードしたファイルなので「Rank Tracker Installerはインターネットからダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいですか?」との表示がありますが、問題ないので「開く」をクリックしてください。
開くをクリックすると、下記のような画面にうつります。
初期では英語が選択されていますが、「日本語」を選択して「Next」をクリック。次に進みます。
ユーザー利用規約が表示されるので「承諾する」をクリック。
次に、インストールツール選択の画面にうつります。
「LinkAssistant」や「SEO SpyGlass」など、「Rank Tracker」以外のツールもおすすめされますが、現状必要ないのでチェックボックスのチェックを外して「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックして、インストールの完了です。
インストールが完了したら、実際にRank Trackerを起動させましょう。
複数のファイルがダウンロードされていますが、「Rank Tracker」のアイコンをダブルクリックするとファイルが起動します。
ファイルがダウンロードされて起動すると、上のような画面になります。
「Enterpriseトライアル」の画面が表示されますが、Enterprise版までは必要ないことを想定して、「必要ありません」をクリックでOKです。
まずはここまでお疲れさまでした!次は、有料パッケージを購入していきます。
STEP3:Rank Tracker公式サイトから有料版を購入
まずは、こちらから公式サイトへアクセスしましょう。
公式サイトにアクセスしたら、画面左下の「注文」をクリックします。
「注文」をクリックすると、上記画面にうつるので、ご自身のお好みのプランを選んで、「今すぐアップグレード」をクリックしましょう。
今回は、本記事で推奨している「プロフェッショナル(PROFESSIONAL)版」でご説明していきます。
次に「クレジットカード」か「PayPal」か「その他のお支払い方法」を選択して、「ORDER NOW」をクリック。支払いを完了させましょう。(私はクレジットカードで支払いました。)
無事に支払い手続きが完了すると、上記のように「Rank Traker Professional!」と表示されます。
この後、ライセンスキーが記載されたメールが届き、Rank Trackerに入力していく作業に進みます。(メール受信には30分〜数時間かかることもあるので、ここは気長に待ちましょう。)
STEP4:メールでライセンスキーを受け取る
2通メールがくるのですが、1通目の「SEO PowerSuite」からきた「Your Rank Tracker Professional license」というタイトルのメールを開きます。
メールをみると、「登録者名(Registered by:の後ろ)」と「ライセンスキー(Registration Key:の後ろ)」が掲載されているので、これをコピーしましょう。
STEP5:ライセンスキーを紐づける
続いて、Rank Trackerのソフトに戻り、先ほどメールで受け取ったライセンスキーとRank Trackerを紐付けます。
画面上部にある「ヘルプ」から「情報を登録」をクリック。
すると上記画面に切り替わるので、「登録者」と「登録キー」の情報を入力します。
・登録キー:Registration key:の後ろ情報を入力
「OK」をクリックしたら、Rank Trackerとライセンスの紐付けが完了です。
ここまでお疲れさまでした!!
ダウンロードと情報登録が終わったら、さっそくSEOキーワードの設定を進めていきましょう。
Rank Trackerの使い方と初期設定
最後に、基本的な初期設定と使い方についてご紹介していきます。
初期設定が完了すれば、実際にサイト管理ができる状態になるので、あと一息がんばっていきましょう!
これからやっていく作業は5つです。
Rank Trackerの初期設定
②:ワークスペースの作成
③:検索順位取得件数の変更
④:SEOキーワードの追加
⑤:スケジュール予約を設定
全て合わせて5分〜10分ほどで作業が完了します。
それでは1つずつご紹介していきます。
①:サイトの登録
まずは、分析したいご自身のサイトをRank Trackerに登録します。
上記のように、サイトURLを入力して「次へ」をクリックします。
次に、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールとの連携画面に切り替わりますが、こちらは連携してもしなくてもOKです。
後から連携可能ですし、連携しなくても順位チェックは不自由なくできます。
「次へ」をクリックして先に進みます。
ここでキーワードが入力できるので、まずは自分のサイト名や適当なキーワードを入れて「次へ」をクリックします。
キーワードは後からいくらでも追加が可能なので、追加する方法も後にご説明しますね。
続いて、使用する検索エンジンを選択します。
デフォルトの状況ではUSAが選択されているので、日本語の検索エンジンに切り替える必要があります。
画面左の「さらに検索エンジンを追加する」をクリックしてください。
すると右側に検索画面が出てくるはずです。ここで「japan」と入力して日本語を検索していきます。
「Google.co.jp」を追加したいので「+」をクリックします。(「google.co.jp(Mobile)」や「Yahoo.co.jp」も追加してもOKです!後からでも追加できます。)
JapanのGoogle.co.jpを追加したら、USAの2つは「✖︎」をクリックして消去しましょう。
このようなポップアップが出てくるので「はい」をクリックしてUSAは消去します。
最終的に上記のようになっていればOKです。
「完了」をクリックするとRank Trackerのトップページにうつるはずです。これでサイトの登録は完了です!
次は、実際にRank Trackerで分析していけるようにするための初期設定を使い方をご紹介していきます。
②:表示項目の設定をする
次に、表示する項目の設定をしていきます。
表示する項目を設定するため、まずは上記画面の「+」ボタンをクリックしてください。クリックすると下記画面に切り替わります。
ここで分析して表示する項目を選択していきます。後から追加や消去もできますので、最初は下記8点の項目を追加しておくのが無難です。
・タグ
・注意
・Google.co.jp Rank
・Google.co.jp URLが見つかりました
・Google.co.jp 差異
・Google.co.jp 日付を確認
・検索数
「OK」をクリックすれば、完了です。
完了をクリックすると、上記のような画面になります。
注意のところには、リライトした内容を書き込んでいくと便利ですよ。
③:検索順位取得件数の変更
次に、検索順位取得条件の変更をしていきます。初期設定の段階では、「上位50位」になっているので、これを「上位100位」に変更します。
まずは、トップページ画面左上にある「環境設定」から「ランク確認モード」をクリックします。
すると下記の画面にうつります。
「確認する結果の最大数」を「50」→「100」に変更します。
変更できたら「OK」をクリックで完了です!
④:SEOキーワードの追加
次に、SEO検索の分析をするための詳細なキーワードを追加します。
まずは、トップ画面から画面左上の「+」をクリック。
すると下記の画面になるので、分析したいキーワードを入力していきます。
キーワードは1行につき1つのキーワードと書かれていますが、スペースを空けると複数のキーワードで登録可能です。
入力し終わったら「次へ」をクリック。
すると検索エンジンを選択する画面に切り替わります。日本のGoogle.co.jpを選択できているはずなので、「完了」をクリックで終了です。
⑤:スケジュール予約を設定
最後に、スケジュール機能の設定をしていきます。
スケジュール予約をすると、検索順位の変動を自動的に計測してくれるようになりますよ。
まずは画面上部の「環境設定」から「Scheduler and Alerts」をクリックします。(日本語で「スケジューラー」と表示されている場合もあります。)
このような画面にうつるので、「追加する」をクリックします。
1番上の「検索エンジンのランキングを確認」にチェックをつけて、「次へ」をクリックします!
次にプロジェクトの選択に移ります。
「プロジェクトパス」の列に「タスクをスケジュールする前にプロジェクトを保存してください。」と表示されていた場合、右上の赤枠で囲った部分をクリックしてください。
先ほどの赤枠の部分をクリックするとこのような画面にうつるので、右下の「保存する」をクリックします。
するとプロジェクトを選択する画面に戻るので、左上部の赤枠で囲った部分にチェックをつけ「次へ」をクリックします。
次にスケジュールの時間設定をしていきます。
開始時間にご自身の好きな時間を入力し、「次へ」をクリックしましょう。
当ブログは、毎朝9:00に検索順位チェックをスケジュールしています。
次へをクリックすると、お知らせ機能の設定の画面にうつります。ここは後から変更できますし、いったん「次へ」をクリックでOKです。
最後に、スケジュールのタスク名を入力して完了です。タスク名は、ブログ名でも「毎日更新」でも、自分でわかりやすければOKです。
上記画面になったら、「OK」をクリックして完了です。
スケジュールはいつでも変更できるので、ご自身の生活ペースにあった設定をしてみてくださいね。
まとめ:Rank Trackerは最強のSEOツール
今回は、実際にブログで稼いでいる多くの人が活用してるRank Trackerについてご紹介しました。
今回ご紹介したRank Trackerの初期設定や導入手順の通りに進めれば、より戦略的にブログの収益化をさせることができます。
最後に、今回紹介した内容をもう一度まとめておきます。
Rank Trackerの導入方法
STEP2:ソフトを開いて簡単に初期設定
STEP3:有料版を購入
STEP4:メールでライセンスキーを受け取る
STEP5:ライセンスキーを入力して紐づける
Rank Trackerの使い方と初期設定
②:表示項目の設定
③:検索順位取得件数の変更
④:SEOキーワードの追加
⑤:スケジュール予約を設定
お疲れ様でした!
今回はこれで以上です。