アテネといえばアクロポリス遺跡やパルテノン神殿ですよね。
今回は、そんなアテネの中心部にあるアクロポリスから徒歩10分、アクロポリス駅から徒歩1分の場所にあるレストランに実際に行ってきたので紹介します。
店内の様子
店はテラス席がほとんどで、店内には2つほどテーブルがあるだけでした。
テラス席は10席ほど。
9月に訪れたので、開放的なテラス席の風が気持ちよかったです。
私は空港から直接アクロポリスに向かったのでスーツケースを持ったままでしたが、店員のお姉さんが店内に入れておいてくれました。
テーブルにはお花が飾られていておしゃれな雰囲気。
暑くて喉がカラカラだったので、スムージーで喉を癒しました。こちらのスムージーは少し高かったですが、フレッシュなフルーツをたくさん使用していて美味しかったです。
注文した料理
せっかくなのでギリシャ料理を食べようということで、ギリシャ料理を3品注文しました。
ギリシャ料理は1つ1つの量が多いことでも有名なので、1人で1つの料理を食べるより、シェアして食べることをオススメします。
私たちは3人で3品を頼んでかなりお腹いっぱいになりました。
スブラキ
まずはギリシャ料理のど定番の「Souvlaki(スブラキ)」を注文。
スブラキは串焼きのことをいいます。
肉のときだけでなく、魚介でも野菜でも同様の名前になるのだそうです。
また、サジキと呼ばれるキュウリとヨーグルトで作るソースと一緒に食べるのが一般的なのだとか。
日本人にとっては少し変わった組み合わせに思えますが、塩とニンニク、レモン、オリーブオイルなどで作るのでとてもサッパリとしていて、特にハーブを利かせて焼いた肉との相性は抜群です。
このレストランでは、肉が豚か鳥かで選べたので、鳥を選びました。
肉だけがでてくるのかと思いきや、「ピタ」と呼ばれるナンのような食べ物と、フライポテトとサラダが一緒にでてきました。
味は、ちょうどいい感じの塩味でクセになる味でした。サジキにつけて食べるとまた違った味わいになり、美味しかったです。
ギリシャでは焼いてから串を外した肉を野菜とともにピタで巻いた物もスブラキと呼ばれ、ファストフードとしても親しまれています。
またギリシャは良質のオリーブオイルの産地としても有名なので、ギリシャ料理にはオリーブオイルとレモンで味付けするものが多いのです。
ムサカ
こちらもど定番ギリシャ料理です。
ナスとじゃがいも、ミートソースにたっぷりのべシャメルソースを重ね焼きにしたラザニアのようなもの。
ギリシャの家庭料理の代表格です。ムサカはもともとアラブ地方から伝わってきたと言われ、ギリシャ、トルコ、東地中海沿岸の国々で作られています。
フェタチーズのサラダ
ギリシャチーズの代表格である「フェタチーズ」を使用したサラダ。
こういう風に、生野菜にフェタチーズが載っているサラダを、英語では「Greek Salada」(グリーク・サラダ)と言います。
そして、フェタチーズはサラダに乗せて食べるほか、単品で酒のつまみとして食べたり、油で揚げて「サガナキ」というギリシャ料理にしたり、とギリシャの食卓には欠かせない食材です。
このフェタチーズはヤギのミルクでできているので、日本のチーズとは少し違い、独特の匂いや食感があります。
私も最初に食べた時はちょっとクセがあるチーズだな、と思ったのですが、食べ続けるうちに口の中でほろほろとほぐれていく独特の食感に病みつきになりました。
このあっさりとした食感は、例えばフランスのカマンベールみたいに、クリーム状にねっとりとしたものと、対極にあるチーズです。
どちらを好むかは、個人差があると思いますが、ギリシャ料理には、このフェタチーズの風味がぴったりで美味しかったです。
まとめ
ギリシャを代表するアクロポリス付近にあり、ギリシャ料理を存分に楽しむことができるレストラン「spezie」。
お値段も高すぎず、美味しかったのでオススメです。
オシャレなレストランでギリシャ料理を楽しみたい方は「Eat at Milton's」がオススメ。