タンザニア料理と言われてもなかなかどんな料理なのかピンとこないかと思いますが、実は予想に反して美味しいのがタンザニア料理。
1ヶ月間タンザニアにいて実際に様々なタンザニア料理を食べたので、まとめたいと思います。
タンザニアの代表的な食事
タンザニア料理の多くは、東アフリカ全域で食されている典型的なものです。
タンザニアでよく食されている食材についてまとめます。
ウガリ
ウガリは日本では馴染みのない食料ですよね。
手前の白い塊がウガリです。
これはトウモロコシの粉を練って加熱して固めたもので、モチっとした食感でお腹にたまる感じがあります。タンザニアの人たちにとっては非常食なようなもので、普段から日常的に食べる人はあまりいないと言っていました。
味はあまりなくて、正直そんなに美味しくなかったです。笑
手でちぎって丸めて他のおかずと一緒に食べるのが一般的な食べ方なんだとか。
バナナ
日本ではバナナってフレッシュな状態で食べることとが一般的ですが、タンザニアでは、バナナ蒸したり煮たりして調理している料理が多かったです。
最初にみた時は、「え、こんなの食べれるの?」と不安いっぱいだったのですが、実際に食べてみると、ホクホクしていて本当に美味しかったです。
バナナ独特の甘さはなく、ふかしたジャガイモに近い味がします。
写真のバナナ料理はホームステイ先で食べた料理なのですが、バナナとヤギの肉と野菜がトマトの味付けでグツグツと煮込まれたもので、すごく好きな料理でした。
まろやかでコクのある味わいで、日本人の舌にもあうと思うのでオススメです。
米(ワリ)
日本の主食と同じく、米。タンザニアでは「ワリ」と呼ばれます。
マハラゲ(小豆)とムチチャ(ほうれん草)などをおかずにして一緒に食べました。
タンザニアでは水と油を入れてご飯を炭火で炊いているそうです。
ごはんの粒は長細く、タイ米のような感じのごはんです。
おかずがまろやかで美味しいので、お米もすすんで食べられました。
ポテト(チプシ)
タンザニアでは、ポテトを使った料理もたくさん食べました。
これは、タンザニアの名物料理「マヤイチプシ」です。
ホクホクのフライドポテトと卵を混ぜたような感じの料理で、そのまま食べてもケチャップをつけて食べても美味しいです。
どこのレストランに行っても必ずメニューに載っているし、ホームステイ先のご飯でも時々出てくるほどタンザニア人の食生活には欠かせない料理でした。しかもレストランで食べても安い!
こちらはじゃがいもをヤギ肉と一緒に煮込んだ料理。これもじゃがいもがホクホク柔らかく煮込まれていて美味しかったです。
チャパティ
日本でいう、ナンのような食べ物です。
米やウガリがないときは、チャパティがよく料理に出てきました。
メインディッシュと一緒に食べます。朝ごはんにもチャパティが登場するほど、ホームステイ先ではテャパティをよく食べました。
タンザニアのフルーツ事情
フルーツは、とにかくスイカが多く売られていました。
あとは、キュウリもフルーツのような感覚で食べられていて、カットされた生のキュウリが、朝フルーツとして出されました。
もちろん、バナナも多かったです。
コーヒーが美味しい!
柑橘系のフルーツのような甘味とやや強い酸味が特徴なタンザニアのコーヒー。
コクは控えめで甘い香りとすっきりとした飲み口が特徴で、ストレートで飲むのが美味しいです。お土産にタンザニアのコーヒーを買って帰るのもオススメです。
まとめ
知られていないけど実は美味しいタンザニア料理。
みなさんもぜひ、タンザニアに行った際はタンザニア料理を堪能してみてくださいね。