タイの首都バンコクから近く、多くの世界遺産を見ることができることで人気が高いアユタヤ。
今回は、そんなアユタヤについて、アユタヤの観光スポットやバンコクからアユタヤまでの行き方など、個人旅行でアユタヤを充分に満喫するために私が実際に体験したことを含めてまとめていこうと思います。
目次
アユタヤとは
アユタヤは、首都バンコクから北に80㎞ほど進んだ場所に位置しています。
アユタヤは、かつてアユタヤ朝という王国の首都でした。
1351年に建国されて、ビルマ軍(現在のミャンマー)に滅ぼされるまで約400年間、アユタヤ朝はタイの中心地として栄えたのです。
さらに、当時のアユタヤには日本人街が作られるほど日本と密接な関係にありました。
日本人街には最高8000人もの日本人が住んでいたとも言われいて、時を経て自分がアユタヤに行ってみると、同じ場所に日本人がいたんだなあ、と不思議な気持ちになります。
当時アユタヤに日本人がいた理由としては、ビルマ軍に対抗するため、日本の侍を雇っていたと言われているようです。
世界遺産のアユタヤ遺跡
アユタヤは、隣国のビルマ(現在のミャンマー)との戦いに破れ、1767年に滅びました。ビルマ軍によって建造物の大半が壊されましたが、アユタヤ遺跡は当時の破壊の跡がそのまま残っています。
また、アユタヤ遺跡はユネスコ世界文化遺産に登録されています。
街を観光して回ると、いたるところでアユタヤの歴史を感じることができるのも嬉しいですよね。
アユタヤの回り方
アユタヤは、世界文化遺産に登録されているだけあって見るべき場所が点在しています。
今回は、アユタヤで見るべき場所の紹介と、やるべきことを紹介していきます。
ワット・プラ・マハータート
ワット・プラ・マハータート(Wat Phra Mahathat)は、アユタヤ朝の重要な寺院の一つです。
この遺跡で最も有名なのが、木の根に取り込まれてしまった仏像。
遺跡の隅の方にあります。
アユタヤの観光ガイドには、必ず載っている超有名スポットです。
一緒に記念撮影ができますが、仏像の顔より高い位置で写真を撮るのはNGです!
なので、必ずしゃがんで写真を撮るようにしましょう。
ワット・ラーチャブーラナ
ワット・ラーチャブーラナ(Wat Ratchaburana)は、かつてのアユタヤ朝の王様のお墓に建てた寺院です。
ちなみに、「ワット」とはタイ語で「お寺」を意味します。
外国人観光客は、入場料として50バーツ(日本円で約170円)ほどかかります。
規模もかなり大きく、見応えのある遺跡です。
敷地内では、大小さまざまな仏塔が建てられていて、たくさんの仏像が置いてありました。
ワット・ローカヤースッター
ワット・ローカヤースッター(Wat Lokayasutha)は、草原が広がり、野良犬がたくさんいるアユタヤ郊外に突然現れます。
横に寝ている全長28mの巨大な仏像です。
有名な仏像ですが、本当に大きくな仏像が寝ていて驚きました。
ちこの仏像は1956年にタイ政府により復元されたものだそうです。
ゾウに乗ろう!
アユタヤ内には、観光客がゾウに乗ってアユタヤの街を散歩できるエレファントキャンプがあります。
観光客ばかりが訪れれる場所なので、料金も観光客向け料金で15分のお散歩コースで、400バーツ(日本円で約1200円)ほどかかります。
でも、人生で一度は乗ってみる価値ありだと思います。
ゾウは予想よりもかなり背が高く、実際に乗ってみると視界が広くて感動しました。
ゾウの上からみるアユタヤの景色はまた違ったものがあります。
こちらはゾウ使いのお兄さん。ゾウの頭の上にのり、ゾウから降りる時は鼻からすべり降りていました。こんな光景見たとなかったので本当にびっくりです。
アユタヤに流れる川の近くをゾウに乗って散歩しました。
上から見たゾウ。毎日人を乗せて歩いて、ストレスたまらないかなあ、と少し心配になります。
途中に写真スポットがあり、そこでゾウ使いの人がものすごい勢いで写真を連写してくれます。いい写真が撮れて嬉しいのですが、最後に「チップチップ!」と言われるのでちょっと疲れます。
気持ちの問題なので数十バーツ渡しておけばいいと思います。
大きなお金しか持っていないと「お釣りがない!」といって全部もっていかれることがあるので要注意です!
トラと記念撮影も
ゾウに乗ることができるエレファントキャンプでは、トラと記念撮影をすることもできます。
大人のトラは首に鎖をつけられて横たわっていて、そこで写真を撮ることができました。でも不自由そうで少し切なかったです。
子供のトラはとっても元気で本当にネコの赤ちゃんみたいでした。
生きているトラに触れられる場所ってなかなかないと思うので、いい経験ができました。
トゥクトゥクやバイクタクシーも便利
アユタヤのロットゥー到着場所では、トゥクトゥクやバイクタクシー運転手がいて、「乗せて観光するよ!」と話しかけてきます。
トゥクトゥクやバイクタクシーはレンタル自転車より料金は高いですが、荷物が多くても問題ないですし、体力的も楽なので私はオススメです。
料金の相場は、トゥクトゥクが4時間で700バーツ程度。
バイクタクシーは1時間150バーツ程度でした。
交渉次第ではこれ以上高かったり安かったりすることがあるので値段は交渉次第です。
トゥクトゥクやバイクタクシーを利用する際は、どようなルートで周りたいのかを明確にしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。バンコクから近く、日帰りで行くこともできるアユタヤ。遺産を見ることができるだけでなく、ゾウに乗ったりトラと写真をとったりと様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。