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生きる幸せと勇気を与えてくれる映画『ライフ・イズ・ビューティフル』あらすじ・ネタバレ・感想

言わずと知れた名作ですが、今回、初めてDVDを借りて見ました。

主人公のグイドの愛、どんな時でも生きる希望を忘れない姿勢、どんな状況にも文句ひとつ言わず、楽しもうとする気持ち。全てに心打たれ、気がついたら涙が止まらなくなっていました。

こんなに切なくて、心温まり、生きていることに感謝しなくてはいけないと思わせてくれる映画は初めてでした。

嫌なことがあった時、なんで生きているのだろうと感じた時、この名作を思い出して欲しいです。そして、生きていることの喜びをもう一度思い出し、感じて欲しいです。

今回は、ライフ・イズ・ビューティフルのあらすじ、感じたこと、メッセージをまとめていきます。

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登場人物紹介

グイド / ロベルト・ベニーニ

【出典】映画:ライフ・イズ・ビューティフル

この物語の主人公。ユダヤ系イタリア人で、陽気な性格でユーモアに溢れた人。頭の回転が早く機転が利く。

ドーラ / ニコレッタ・ブラスキ

【出典】映画:ライフ・イズ・ビューティフル

グイドが一目惚れした小学校教師。のちにグイドと恋に落ち結婚する。グイドのユーモアやセンスが大好き。

ジョズエ / ジョルジョ・カンタリーニ

【出典】映画:ライフ・イズ・ビューティフル

グイドとドーラの間に生まれた子供。戦車が大好きな5歳の少年。

エリゼオ・オレフィチェ / ジュスティーノ・ドゥラーノ

【出典】映画:ライフ・イズ・ビューティフル

ユダヤ人であるグイドの叔父。のちにグイドとともに強制収容所に送られる。

レッシング医師 / ホルスト・ブッフホルツ

【出典】映画:ライフ・イズ・ビューティフル

グイドがホテルで働いている時に出会い、のちに強制収容所で再会することになる医師。

なぞなぞが大好きで、頭の回転が早いグイドを一目置いている。

あらすじ

グイドとドーラの出会い。そして家族に。

舞台は1939年、イタリアの田舎町から始まります。

ユダヤ系イタリア人の主人公グイドは、叔父が住んでいるイタリアのアレッツォ地方へ友人とやってきました。

そこで、将来の妻になる、ドーラと出会い、グイドはドーラに一目で恋に落ちます。

ドーラは小学校の先生をしており、すでに婚約者が他にいる状況でしたが、グイドのユーモアやセンスに惹かれ、2人は結婚することになりました。

2人の間には、息子ジョズエが誕生しました。

ユーモアのセンスに溢れた明るく陽気なグイドと、しっかりもののドーラ。両親に愛され育ったジョズエ。幸せな家族の描写でした。

ユダヤ人迫害から強制収容所へ

第二次世界大戦が色濃くなり、ユダヤ人に対する迫害行為が行われました。

グイドがユダヤ系イタリア人であることから、グイドとジョズエ、さらに叔父が強制収容所へ送り込まれることになり、ドーラは自分も一緒に収容所へいくことを決意します。

収容所に送られ、ジョズエが家に帰りたいと言ったものの、グイドはジョズエのために、「これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったり、見つかったら減点だよ。毎日ポイントを貯めて、1000ポイント溜まったら本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだよ!」と嘘をつきます。

ジョズエはグイドのいうことを信じ、収容所での生活に怯えず、無事に生き延び、元気に過ごすことができました。

【出典】映画:ライフ・イズ・ビューティフル

収容所では男女で別々の暮らしを強いられていたため、妻のドーラへは、放送のスピーカーを通して、グイドとドーラが出会った時の話を語りかけました。機転を利かせて自分とジョズエが無事に生きていることを知らせ、ドーラを励ましました。

他にも、ジョズエにドイツ人の子供達と混ざって食事をさせたり、ドーラとの思い出の曲をこっそりレコードで流してドーラに知らせるなどして、グイドは家族に生きる希望を与え続けました。

戦争の終わり

第二次世界大戦が終わりを迎え、さらに多くのユダヤ人が収容所の中で殺されている中、グイドはジョズエを生き延びさせようと、ゴミ箱の中に隠し、さらにドーラを探しに行きます。

ドーラを探している最中グイドはナチスの兵士に見つかってしまい、拳銃を突きつけられながら歩きました。

しかしゴミ箱の中から見ているジョズエを怖がらせまいと、ジョズエにウインクをし、笑顔を見せます。ジョズエは安心して、グイドのいう通りゴミ箱の中にじっと隠れていました。

ウインクを返すジョズエ。グイドの元気な姿を見て笑顔になるジョズエです。

さらにジョズエを元気付けようと、拳銃を突きつけられながらも喜劇の主人公のように愉快に歩くグイド。最後の最後まで、ジョズエに笑顔を見せます。

グイドは、戦争後の憂さ晴らしとしてナチスの兵士に銃で打たれて銃殺されてしまいました。

ナチス軍が収容所を去ったあと、グイドとの約束通り静かになってからジョズエがゴミ箱の中から出てくると、アメリカ兵がのった本物の戦車がジョズエの目の前に現れます。

「パパが言ったことは本当だったんだ!」と大喜びするジョズエ。

戦車に乗せてもらい、生き残ったユダヤ人が故郷に帰ろうとしている道で、ジョズエはドーラを発見しました。

ジョズエは、「ゲームに勝ったから本物の戦車に乗れたんだ!」と喜び、ドーラと感動の再開を果たします。

「これが私の物語。父が命を捧げてくれた ― 私への贈り物だ」と成長したジョズエが語り、物語は終わりを迎えます。

感想

『LIFE IS BEAUTIFUL(人生は美しい)』

その作品名の通り、人生の美しさ、生きることの素晴らしさを心から感じることができる作品でした。

どんな状況でも生きる喜びを忘れず、希望を持ち続けるグイドの姿に感動し、こうして生きていられることに感謝しなくてはいけない、と強く感じさせてくれる物語です。

また、「どう生きるかは全て自分次第である」ということも強く感じさせてくれました。

戦争の最中、ユダヤ人という、人種だけで差別されてしまう時代でありながら、家族を愛し、どんな状況にも屈しず笑顔とユーモアを忘れず生きるグイドの姿を見て、人生をどう捉え、どう生きるかは全て自分次第であるということを感じずにはいられませんでした。

それと同時に、映画の中で垣間見えるリアルな戦争の描写から、二度と戦争はしてはいけないということも強く感じました。

人種や国柄だけで人が迫害され差別されるなんておかしいです。間違っています。

それぞれにそれぞれの人生があって家族があって、そこに優劣なんてないし、尊重し合うことが何よりも大切です。

こんな平和な時代に生まれることができて幸せだと感じると同時に、差別を無くし、「みんな違ってみんないいよね」、という世界がもっと広がって欲しいと強く感じました。

戦争だ!あいつが悪いから懲らしめるぞ!そんなこと考える人に、この映画を見させてあげたいです。

いがみ合いや憎しみの先で、だれが幸せになって喜ぶんでしょうか。

それぞれの違いを認め合って尊重し合う世の中になってほしいです。

私にできることを少しでも見つけ、生きていることに感謝して毎日しっかりと生き切りたいと感じました。

とても素敵な映画でした。また見たいです。

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