アメリカの西海岸旅行に欠かせないのがロサンゼルスとラスベガス。約430㎞離れたロサンゼルスとラスベガスですが、移動は意外と簡単です。
ここでは、ロサンゼルスからラスベガスまでの移動方法である飛行機、バス、レンタカーをそれぞれメリット・デメリットで比較し、比較した結果格安でコスパ最高だった高速バス「Megabus(メガバス)」について詳しくまとめていきます。
目次
ロサンゼルスからラスベガスの移動方法を比較
飛行機
メリット
最も速く移動できるのが飛行機。
ロサンゼルスからラスベガスの飛行時間は約1時間です。
1日およそ30便の運航があり、ロサンゼルスの市内から空港まで移動時間や費用はかかりますが、身体のラクさから言うと飛行機が一番快適ではないでしょうか。
空港での待ち時間を含めても最も時間がかからないのがメリットです。
デメリット
ロサンゼルス市内から空港までの費用や、飛行機代がかかるため、最も費用が高いのがデメリットです。
費用は時期によりますが、片道1万円程度です。
また、人気の航空券はどんどん売り切れてしまい、直前になると飛行機の値段が上がるので、飛行機を利用する場合は早めに予約をしておきましょう。
バス
メリット
移動方法3種類の中で最も価格の安い方法です。
時間に余裕があり、お金が限られている人にはおすすめです。
長距離バスの種類も複数ありますが、その中でも今回詳しく紹介する「Megabus」は平均5$〜10$とかなり安く移動することができます。
空席状況によって値段がどんどんあがっていくので、早めの予約がおすすめ。車内にはWi-fiが完備され、トイレ付きなので不自由はありません。
Megabusだけだなく、ハリウッドやサンタモニカ地区からピックアップバスでアナハイムまで行き、そこから運行する「LUXBUS(ラックスバス)」は、Wi-fi完備、ワンドリンクとスナック付きというサービスで、ラスベガスのストリップ地区とダウンタウンの二か所の降車場所があり、人気を集めています。
デメリット
移動時間は4時間半から5時間かかります。
地元の人もたくさん乗っているため、いい人ばかりが隣の席に座るわけではないのがデメリット。こればかりは運です。
私が乗ったバスにも色々な人がいました。幸い私は友人と隣だったため大丈夫でしたが、アメリカの色々な人が一緒のバスに乗っているということは意識した方がいいと思います。
レンタカー
メリット
アメリカ西海岸の広大な景色の中でドライブするのは気分が晴れること間違いなしです。
メリットとしては、いつでも出発ができて自由、きれいな景色に立ち止まる事もできるので、のんびり旅行をしたい方にオススメです。
また、人数が増えるほど価格が安くなるので、大勢でワイワイ行くにもいいですね。
最短ルートはフリーウェイ10と15に乗るルートで、約3時間半から4時間です。
もっと寄り道して絶景ポイントも見たいという方は、アメリカ最大の国立公園「デスバレー」に立ち寄るルートがありますよ。
アメリカでもっとも暑く乾燥したその名の通り、死の谷には見どころがたっぷり。ロサンゼルスからは約4時間、ラスベガスまでは約2時間という距離なので、途中でいくつかの観光ポイントを見てから行ったり、時間が許せば宿泊するのもいいですね。
ロサンゼルスは車社会なのでレンタカーで観光を満喫した後、そのままラスベガスまで行って乗り捨てすることもできます。
デメリット
アメリカでレンタカーを運転するには国際免許証が必要になります。
事前に最寄りの運転試験場や警察署などで取得して、国際免許証を忘れずに持っていきましょう。
有効期限は1年で、取得にかかる金額は都道府県によって異なるようです。
Megabusがオススメな理由
(引用:Megabus公式HP)
今回紹介するMegabusはアメリカやイギリス等で長距離バスの運航を行っているバス会社です。
チケットは最安で1ドルから販売されてるという圧倒的な安さが魅力です。
(引用:Megabus公式HP)
格安だからといってボロボロのバスではなく、トイレやWi-Fi、コンセントが完備されている綺麗なバス。ただ、Wi-Fiは都市を離れるとかなり微弱になるため、ほとんど機能しませんでした。
注意点としては、アメリカ人をはじめ欧米人は基礎体温が高いため、車内が非常に寒いということです。上着やブランケットなどの防寒グッズを持ってバスに乗るのをおすすめします。
Megabusの予約方法
予約はこちらのサイトからできます。
サイトを開くとこのような画面が出てくるので、まずは片道の「One way」か、往復の「Round Trip」を選択します。
次に、出発地を「From」の欄に書き、目的地を「To」の欄に記入して、出発日を「Leaving」に記入します。
そして、「How many travelers?」の部分で人数を選択します。
そして、「Find tickets」を押せば、自動で候補のバスを表示してくれます。
大抵1日で3〜5本のバスが運行しています。1日のうち最も安いのは、夜中にロサンゼルスを出発して朝にラスベガスに到着する便。実際に私もこの夜行バスでラスベガスに向かいました。
往復を指定して進むと、まずは往路分のバスを選択する画面になり、次に復路のバスを選択する仕組みになっています。
バスの日時を指定すると、次は座席を指定する画面になります。
指定席にする場合はプラスで数ドルお金がかかります。自由席の場合は、そのまま「Continue」を押して進みましょう。
確認の画面が出てくるのd、画面下までスクロールして、同意のチェックを入れます。
そして「Pay」のボタンを押しましょう。
Megabusの乗車方法
ロサンゼルスからバスに乗る場合、「ユニオンステーション」という大きな駅のバスターミナルにMegabus用の待合場所があります。構内には案内があるので迷うことはないと思います。
乗車場所の付近にチェックインカウンターがあり、係員がいるので予約番号と名前を伝えると乗車カードのようなものを貰えます。このチケットは乗車時に受付の人に渡します。
バスが来ると一斉に人が並びだすので、自由席で予約した方は早めに行って並んでおくことをオススメします。
約5時間の移動途中、日本のサービスエリアのような場所で休憩するのでここで体を伸ばして一休みできます。
ラスベガスでは空港の南側のバスターミナルに到着するので、ここから市内まではバスやUberなどで移動しましょう。
まとめ
ロサンゼルスからラスベガスまでの移動方法まとめでした。
お金に余裕があって時間がない方は飛行機、お金がなくて時間に余裕がある方はバス、アメリカ西海岸のドライブを楽しみたい方はレンタカーがオススメです。
ぜひ、自分の好きなスタイルで旅を楽しんでくださいね。