上海には「浦東(プードン)国際空港」と「虹橋(ホンチャオ)国際空港」の2つがありますが、日本から上海旅行に行くときによく利用される、「上海浦東国際空港」での乗り継ぎ方法をまとめました。
この空港での乗り換えが実はめちゃくちゃわかりずらく困ったので、乗り換え方法を写真とともに詳しくまとめていきます。
さらに、空港でのwi-fi事情も!
目次
上海浦東空港の乗り継ぎ方法
飛行機をおりて空港へ
まずは、飛行機をおりて、人の波に乗って空港まで行きましょう。
飛行機から直接空港へ繋がっている場合もありますが、一度バスに乗って空港まで移動する場合もあります。
ここは国際線に乗り継ぐ場合も上海に入国する人も変わらないので、ついて行けば間違いないです。
指紋認証はしなくてよい!
多くの人は上海で出るので、指紋認証の場所に並ぶのですが、そのまま国際線に乗り継ぐ場合は、指紋認証には並ばなくてOKです!
ここが間違えやすいので要注意ですよ。
基本的に、上海から国際線に乗り継ぐ人はそんなに多くないので、人の波にのまれてそのまま並んでしまわないようにしましょう。
「Transfer」を目印に進む
とにかく、「Transfer」の文字を目印に進みましょう。
黄色の文字で「Transfer」と書かれているので、それが目印です。
「International Connecting Flights」
と書かれた赤い看板が出てきます。これが国際線乗り継ぎの案内なので、この看板の矢印にそって進みましょう。
次に乗る飛行機の搭乗券を持っている場合には、そのまままっすぐ係員に搭乗券を見せて進みます。
まだ搭乗券を持っていない場合には、手前にあるカウンターで搭乗券を発行してもらうことができるので心配ありません。
そのまま道なりに進むと乗り継ぎのための手続カウンターが見えてきます。
乗り継ぎの手続きカウンターへ
道なりに進むと、乗り継ぎの手続きカウンターが見えます。
左側には係員のいる有人カウンター、右側には自分で手続を行う機械があります。
有人カウンターは時間がかかるので、機械の方に並ぶのがオススメです。
自分で手続するのは不安に思うかも知れませんが、近くにサポートしてくれる人もいるので、簡単にできます。
・パスポートをスキャン
・カメラで顔写真を撮影
・搭乗券のスキャン
3ステップで30秒ほどで手続きが終わります。
「Transfer To International」を目印に進む
手続きを終えたら、ここからは「Transfer To International」を目指します。
ここがわかりにくいのですが、細い道を進み、エレベーターで3階へ向かいます。
人が少なすぎる道なのでビビりながら進みましたが、3階へつくと、セキュリティチェックの場所があります。
セキュリティチェック
次に行うのはセキュリティチェック。
エレベーターで上がってきた場所には、このようにセキュリティチェックが並んでいます。
上海浦東空港では、セキュリティチェックでは飛行機に持ちこむ荷物かなりを念入りにチェックされました。
日本のチェックよりも厳しくて時間もかかります。
カバンの中など以下のものが入っている場合には、すべて取り出す必要がありました。
・パソコン
・カメラ
・スマホ
・モバイルバッテリー
・鍵
・傘
・水筒
そして身につけている腕時計やベルト、上着、帽子もとらないといけません。
私の友人はモバイルバッテリーを没収されていました。
他の飛行場だと問題ないものでもかなり入念いチェックされてさらに厳しいので、気をつけてくださいね。
カバンなどの中にこれらのものが入っていたらやり直しです。
もう一度カバンを開けて、これらのものを取り出してから再検査を指示されます。
入念にチェックされるので時間がかかって大変でした。
出発ロビーへ
セキュリティチェックが終われば、もう出発ロビーです。自分の乗る飛行機の搭乗ゲートを確認して、向かえばOKです。
時々、フライト時間や搭乗ゲートが勝手に変更していることがあるので、フライトの案内板は要チェックです!
上海浦東国際空港の出発ロビーは、カフェやレストランなどの食事できる場所やお土産屋などがたくさんあります。
免税店も充実しており、日本の空港よりも安いので、時間があれば買い物するのもいいですよ!
国際線の乗り継ぎをスマートに行って、ぜひ空港内を楽しんでくださいね。
上海浦東空港の入国方法
飛行機をおりて空港へ
乗り継ぎの時と同じように飛行機をおりて、人の波に乗って空港まで行きましょう。
飛行機から直接空港へ繋がっている場合もありますが、一度バスに乗って空港まで移動する場合もあります。
ここは国際線に乗り継ぐ場合も上海に入国する人も変わらないので、前の人について行けば間違いないです。
指紋認証を行う
「Arrival」の看板にそって歩いて行くと、「Foreigner Fingerprint Self-collection Area」と書かれた場所にたどり着きます。
乗り継ぎの際はこの指紋認証は必要ありませんが、上海で入国する場合はこの指紋認証が必須です。
機械にしたがって個人で指紋を認証する機械ですが、日本語にも対応しているのでとても簡単にできます。
使い方がわからない場合は、近くにスタッフの方がいるので聞いてみるとわかると思います。
指紋認証が終わると「OK」と書かれたこちらのレシートのような紙が出てきます。
指紋認証が終わったら次は入国審査です。
入国審査
「Foreigners(外国人)」と書かれた方に進みましょう。
入国審査の列に並びます。
入国審査では入国カードを事前に書いておく必要があります。
【出典】JAPAN AIRLINES
入国用と出国用のカードが一体になっていて、入国審査時に入国用だけが回収され、出国用は返却されます。
返却された出国用カードは出国の審査時に再度提示が必要なので、パスポートに挟むなどして大切に保管しておきましょう。
荷物受け取り
入国審査を終え、次は荷物の受け取りです。
「Baggage Claim」と書かれた方向に進みます。
荷物を受け取る場所に、飛行機の機体番号、どこからきた飛行機かということが書かれ、受け取り場所が書かれている電光掲示板があるのでまずはそれをチェック。
受け取り場所の番号が書かれているので、その番号の場所で荷物を待機します。
受け取り場所は時と場合によって混み合うことや、自分の荷物が出てくるまでに時間がかかることがありますが、焦らず待ちましょう。
無事に自分の荷物を発見したら次は最後のステップ、税関検査です。
税関検査
2008年2月1日より税関申告が改訂され、申告する物を持っていない場合は税関申告書の提出が不要となりました。
申告する物を持っている場合は、税関申告書へ詳細を記入の上、赤色表示の課税カウンターへ進み、 税関の係員へ申告書を提出する必要があります。
【出典】JAPAN AIRLINES
但し、大人に同伴する16歳未満の方は税関申告書の記入は不要です。
入国用税関申告書は基本的に機内の中で配られますが、税関検査の前の場所にも申告書とペンが置いてあるので問題ありません。
税関検査を終えると、いよいよ入国です!「Exit(出口)」と書かれた方向に進みましょう。
到着ロビーに出ると、たくさんの人がツアー客を待ち構えています。
これで長い入国手続きも全て完了です!
上海浦東空港のWi-Fi事情
上海浦東空港では、無料でWi-Fiを使用することができます。
方法は2通り。
- 日本でVPNをダウンロードし、携帯番号を登録してパスワードを取得する方法
- キオスクやインフォメーションでパスワードを取得する方法
Wi-Fiを使用する方法については、こちらの記事に詳しくまとめたので参考にしてください。
https://mona-log.com/shanghai-pudong-airport-wifi/
いかがでしたか。上海に行く際にも、乗り継ぎのタイミングでも利用することが多い上海浦東国際空港。
ぜひ、乗り継ぎ方法やWi-Fiについて、参考にしてみてくださいね。
初めての上海を楽しみたい!という方はこちらの記事もどうぞ。
https://mona-log.com/shanghai-photophotogenic-spot/