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【書評】「時間革命」を読んだ感想。お金よりも時間が大切なワケ。

今回は、ホリエモンこと堀江貴文氏の著書「時間革命-1秒もムダに生きるな-」について紹介します。

日々時間に追われ、忙しさに追われている人。本当は好きなことして生きていきたいけど、そんなの無理だろうな…と諦めかけている人。最近なんだかパッとしなくてモヤモヤしている人。

こんな悩みを持った人全員にオススメしたい一冊です。

人の何倍ものスピードで生きているように感じるホリエモンが、何よりも大切にしている「時間」だけをテーマにした初の著書。読了した瞬間から自分の人生と残された時間を見つめなおすために、ぜひ読んでもらいたい一冊でした。

時間革命 1秒もムダに生きるな [ 堀江貴文 ]
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時間革命はどんな人におすすめ?

私が思う、時間革命がオススメな人は以下のような人たちです。

  • いつもなぜだか忙しい
  • 平日は仕事に追われ、帰宅後疲れて即就寝
  • 休日は遊びの予定がぎっしり。またはダラダラ
  • 1人の時間はネットサーフィンしがち
  • やらなきゃいけないことはあるのに、やる気になれない
  • 自分の好きなことして生きたいけど、好きなこともよくわからない

いかがですか。1つでも当てはまっていれば、この本を読む価値はあります。

今から行動しよう、と日々の時間の使い方を見直したくなるはず。

日々忙しく、気がついたらもう今年も終わる。あれ、今年何してたんだっけ…。こんなことにならないためにも、「時間=人生」とまで考えるホリエモンの頭の中を知ることができるだけで価値があります。

そして、知った上でどう行動していくかは、自分次第。

本書の構成・目次

本書の目次は以下の通り。

  1. 「他人の時間」を生きてはいけない
  2. 徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
  3. 「常識や世間体」に時間を溶かすな
  4. 「夢中」が時間密度を濃くする
  5. 「健康」こそが最大の時間投資である
  6. 「将来を心配する」という究極のムダ

「他人の時間」を生きていないか?という問いにヒヤっとする方も多いのではないでしょうか。

24時間という限られた時間の中で、果たしてどれだけの時間を自分のための時間とできているのか。

常識や世間体に縛られ、他人の時間ばかりを生きてしまっていないか。さらに、時間密度を濃くするためには「夢中」になることがもっともコスパがいいということも記されていました。

でも、夢中になるといっても、何にどう夢中になるのか。すぐには答えが出ませんよね。

実際どのように夢中になっていくのか、どうやってムダな時間を排除すればいいのか。本書の中でしっかりと方法まで記されている、痒いところまで手が届く内容になっています。

本書で得た学び

「他人の時間」を生きてはいけない

時間=自分のための時間+他人のための時間

自分のための時間とは、好きな仕事、趣味、やりたいこと、たのしいイベント、気の合う仲間との飲み会などのこと。

他人のため時間とは、やらされている仕事、通勤、したくもない電話やメール、気を遣う飲み会など。

ホリエモンが記している、「自分のための時間」と「他人のための時間」の定義です。

このように並べてみると、自分のための時間を増やし、他人のための時間を減らすことで、人生の質が高くなることは明らかですよね。

1日のうち、一体どれだけの時間を自分のための時間に費やせているのでしょうか。まずは、ここから考えて、自分が生きている時間について棚卸しすることから始まります。

さらに言えば、「時間がない」ことは「他人や環境のせい」にはならない。とも本書の中で述べられています。時間がない環境にいるのもまた自分がしている選択ですよね。

忙しい日々の中で、自分のためにどれだけの時間を費やせているのか。一度立ち止まって考えてみることが第一歩です。

 多忙と多動を混同しないこと

時間の質を高めたいときに注意すべきは、「多忙」と「多動」を勘違いしないことだとホリエモンは本書の中でまとめています。

多忙な状態が続いていると、なんとなく毎日が充実しているような錯覚に陥ってしまう経験は、だれもがあるのではないでしょうか。

「多忙」という人は、ものすごく忙しいにも関わらず、実は「退屈」しきっている状態であり、「多忙」と「暇」というのは、実はそっくりな状態のです。

目指すべきは「多動」だ。余計なことを考える暇がないくらいに、自分の心が躍る予定だけで、時間をしっかりと埋め尽くし、無我夢中で動き回るのだ。

「忙しさ」を充実感だと取り違えずに、「忙しい」と感じることがないくらい、心躍るようなことで時間を埋め尽くせているか。自分の時間を見直す上での大切なポイントですね。

徹底的に「ムダ」な時間を殺せ

 世間を意識して悩むことが最大のムダ

誰でも悩んだり立ち止まることはあると思います。でもホリエモンから一言!

人生における最大のムダ、それは「悩み」の時間である。

悩んでいるということは、実は別の「やりたいこと」が心の中で生まれている証拠で、自分がやりたいという「心の真実」のまわりに、余計な「世間」をまとわりつかせている状態だとホリエモンは本書の中で述べています。

物事は複雑に考える方が簡単で、シンプルに考える方が一定の勇気やエネルギーが必要です。

今より少しでも、悩まずにもっとシンプルに、世間は捨てて、自分の本音を見定めることができれば、自分にとっていちばん大切なことに、たくさんの時間をかけることができますよね。

「悩まずにシンプルに」を合言葉に、日々生活しているだけでも大きな進歩です。

「すきま時間」は「黄金の時間」 

時間のムダを減らすということで、「悩むのをやめること」の次に重要なのが、「すきま時間」の使い方だ。(中略)

「この5分で何ができるか?」をつねに意識し、それを最大限に活用するだけで、あなたの手元の時間はかなり増えるはずだ。

普段すきま時間をどれだけ活用できていますか?5分10分時間が空いたらネットサーフィンしてしまいませんか?

でも、そのすきま時間こそが実は黄金の時間なのです。

すきま時間をうまく使うコツは、あらかじめ「そこでやる作業」を明確に決めておくこと。

時間内に終わらせなければ…という締め切りがあることから、時間をダラダラと使うことがなくなりますよね。

すきま時間でやることリストを、まずは作成してみましょう!

 得意なことに集中投資すること

当たり前ですが、人には得意不得意があります。自分1人でできることには限界がありますよね。そういう意味で、自分は得意なことに集中的に投資して、自分は不得意だけど、他の誰かが得意なことは積極的に人に頼ることも必要です。

何かを他人に任せることで、自分自身もその人自身も同時にバリューを発揮できるような状態が理想的。

会社でも、自分が得意とすることは積極的に行動し、苦手としている部分は上手に役割分担などすると、お互いにメリットのある時間の使い方ができますよね。

「常識や世間体」に時間を溶かすな

 ぼくはずっと たのしい仕事しか するつもりがない

今、1日の大部分を仕事に費やしている人が多いと思います。仕事はたのしいですか?答えがNOなら、そんなに働く必要はあるのでしょうか?

実は、贅沢さえいわなければ、今の日本で最低限のお金でそこそこの生活することはそれほど難しくはありません。インフラが整っているからです。

ではなぜ、朝から晩まで、満員電車に揺られながら人々は働くのか。

「生活のため」「クビになりたくないから」、つまり、「お金のため」に働いている人がほとんどだと思います。

ここでホリエモンから一言。

お金は単なるツールでしかないのに、お金そのものに価値がある、と思い込んでしまっているから、貴重な時間をお金に変えてしまうのだ。

お金は単なるツール。本来、お金のために貴重な時間をムダにすることはないのです。

「仕事=本当はしなくていいもの」というあまりにも無謀に聞こえる言葉ですが、少し立ち止まって考えてみると、なるほど。確かに。と思いませんか?

「労働=つらいこと」という考え方は、もう現代にはフィットしていないはずです。もっとシンプルに、仕事は「たのしいか、たのしくないか」で考えればいい、と。

誰もが、自分が「たのしい」と思えるような仕事をしていれば、たとえ結果がいまいちであっても、そこには満足感が残るはずです。

たった一度きりの自分の人生の貴重の時間を、イヤな仕事に使うのはもったいない!

「毎日のように残業続き…。有給も取れないから余暇もない…。」

果たして本当にそうでしょうか?実は暇は充分にあるけれど、暇を「作業」で埋めているだけではないのか。

本当の問題は、暇を埋めるためのやりたいことがはっきりと見えていないことだとホリエモンは述べています。

では、どうやって夢中になること、やりたいことを見つければいいの?と思いますよね。以下に、まとめていきます。

「夢中」が時間密度を濃くする

 力を抜きながら、限りなく熱中する

子供のころは、いろんなことに夢中になりながら生きていましたよね。かくれんぼしたり鬼ごっこしたり、「これに何の意味があるのか」なんて考えずに、目の前にあることに夢中にのめりこんでいました。

好きなことを見つけなくちゃ、なんて意気込む必要はなくて、ただ目の前のことに「ハマる」力が大人になると、色々と意味を考えたり無駄を排除したがったりしてできなくなってしまっています。

極論言えば、最初は好きでなくてもいいとホリエモンは本書の中で述べています。目の前のことに対して、損得考えずにはまってみる。それができるだけでも大きな違いだと思います。

 「経験」とは自分で足を踏み出した歩数

一歩踏み出す勇気がない人は、きっと経験不足なのです。経験は、健全な見通しをするためには必ず必要なもの。

「なぜ?」、「何のために?」なんてことばかりを考えていると経験するチャンスすらめぐってきません。

「まずやろう」が合言葉です。

「健康」こそが最大の時間投資である

  ウソがいちばんのストレス源。つねに本音で生きよう

健康でいることが一番の時間的な投資であることは明らかですよね。ただ、その健康とは、身体的な健康だけでなく、精神的に健康状態であることも重要です。

ホリエモンも本書の中で書いていましたが、みんな「ストレスを我慢すること」に熟練しすぎている、と。満員電車にゆられ、行きたくない会社に30年も通い続ける。

ストレス耐性がどれだけ優れているのだろう、と思いますよね。

精神的にストレスなく、自分時間を生きるためには、他人にはもちろん、自分自身に対してもウソをつかないことが最重要です。

本音を隠すたびに、他人時間を生きることにつながります。自分のウソに自分が毒されないように、せめて自分の心にだけはウソをつきたくないですよね。

「将来を心配する」という究極のムダ

 「いつか」なんて長期の目標はまず実現しない

大人になると、何かにつけて、「長期的な目標は?」「やりがいがあるのか?」「幸福とは何か?」「努力には意味があるのか?」というように、考えても答えがでないようなことを考えて、考えれば考えるほど動けなくなり、貴重な時間を無駄にしてしまう、とホリエモンは本書の中で述べています。確かに、物事を難しく考えすぎて悩み続けて動けない、という経験は多くの人があるのではないでしょうか。事実、私自身もよくあります。

でもそれもこれも、目の前のことに夢中になれていないから。

「自分が最終的にどうなりたいのか、わかりません」なんて悩みは、本当にくだらない。そんなこと、そもそも考える必要がないのだ。長期目標なんて持たなくていい。結局それは、いまやるべきことを「先延ばし」にしているのと同じだ。

いつか訪れる未来のことを考えて悩むよりも、いまやるべきこと、やりたいことに打ち込む。たったそれだけですが、時間をうまくつかって自分の人生を生きるために大切な姿勢だな、と気づかされました。

まとめ

ホリエモンが言いたいことは、どんな本を読んでいても、どんな話を聞いていても、「今」を大切に生きよう。というメッセージに集約されると思います。

過去にとらわれず、未来に縛られず、今、目の前のことに心をワクワクさせる生き方を体現出来たら、人生の色は今よりもっと濃く、輝くのでないかと期待させてくれますよね。

時間がない、忙しすぎて自分の時間がとれないと感じている方も、やりたいことが見つからない、なんだかモヤモヤする、と感じている方も、その解決策の糸口になるような一冊でした。

一度きりの自分の人生を大切に生きるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

時間革命 1秒もムダに生きるな [ 堀江貴文 ]
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